Mar 10, 2022 news

映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で新たなカリスマ性をみせるマッツ・ミケルセンの魅力とは?

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「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」全10作で興行収入が1000億円を突破するなど、国内洋画シリーズ映画興行成績でもNo.1の成績を誇る魔法ワールドシリーズ。「ファンタスティック・ビースト」は、「ハリー・ポッター」の生みの親、J.K.ローリング自ら脚本を手掛ける映画作品として注目を集めている。2018年11月に劇場公開され、興行収入65.7億、観客動員473万人を突破し大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続き、遂に待ちに待った最新作、映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。

シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)が、ダンブルドア先生(ジュード・ロウ)や魔法使いの仲間たち、そしてなんとマグル(非魔法族)と寄せ集めのデコボコチームを結成。ニュートたちデコボコチームが立ち向かうのが、史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルド。演じるのは、デンマークのコペンハーゲン出身の国際的な俳優、「北欧の至宝」ことマッツ・ミケルセン。まるでグリンデルバルドのように人々を魅了するカリスマ性を持つ俳優マッツの魅力に迫る。

上品に、冷徹に‥‥演じる悪役は恐ろしくも、魅力的

これまで、ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドとして初めて登場した『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)や、ドラマ「ハンニバル」など、数々の大作で悪役を演じてきたマッツ。『007』ではオーディション会場に訪れただけでボンドの敵役に抜擢され、「ハンニバル」では、“映画史上最も魅力的な悪役”と言われている天才精神科医にして猟奇殺人鬼ハンニバル・レクター博士の若い日を演じ、悪役としてのキャリアを築き上げてきた。カジノテーブルでボンドを精神的に追い詰めるタキシード姿の美しいマッツかと思えば、自身も追い詰められ、ボンドを捕えると拷問する冷徹になりきれない人間味ある悪役の顔。そして、人々に料理を振る舞い心を開かせ、一方でいとも簡単に人を殺していく、美しさと恐怖、その密接に存在する2つの顔を持つレクター博士という悪役。悪役を憎むだけでは終わらせない、見ている人さえも簡単に引き寄せ離れられない「危うさ」にハマる人続出。

そんなマッツが演じる最新の“悪役”といえば、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の史上最悪の黒い魔法使いゲラート・グリンデルバルド。彼の目的は、マグル(非魔法族)ではなく魔法族が世界の頂点に立つこと。その野望のためならば手段を選ばず、人を殺めることも厭わない。冷徹さと、恐ろしいほどの強く黒い魔力を持ちながらも、かつてはダンブルドアと同じ志を持った友人であり、お互いに戦わないという「血の誓い」を交わした過去がある。

シリーズ1作目、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)ではニューヨークでMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の魔法保安局長官、闇祓いのパーシバル・グレイブスになりすましていたが、魔法動物学者ニュートの活躍によりMACUSAに捕えられ、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)で、グリンデルバルドは輸送中に脱走。その圧倒的カリスマ性で人々の心を掴み、勢力を拡大してきた。最新作でのマッツ演じるグリンデルバルドの黒い活躍が待ちきれない。