Oct 31, 2021 news

東京国際映画祭オープニング上映にイーストウッドから日本に向けた特別メッセージが到着!映画『クライ・マッチョ』50周年記念特別映像が公開

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半世紀以上に渡り一線で活躍し続ける名優クリント・イーストウッド。『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』では、俳優のみならず監督として2度のアカデミー賞に輝く。そんなイーストウッド監督デビューから50年、40作目となるアニバーサリー作品、映画『クライ・マッチョ』は、彼が監督・主演を兼任する新たなマスターピースとなっている。落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して語られる“人生”とは。喜びや悲しみを背負い、なお人生を歩み続ける上で必要な“強さ”とは何かを、温かく、時にユーモラスに、時に切なく語りかける。

本日開幕の第34回東京国際映画祭でオープニング作品として上映される本作の監督・主演を努めるクリント・イーストウッドからコメントが到着。 同映画祭で初公開された監督デビュー50周年を記念する特別映像も同時に公開された。

イーストウッドからのコメントでは、オープニング作品選出の喜びとセレモニーに参加できない悔しさをにじませる内容につづき、「この映画を通して、私が信じる”本当の強さ”を感じてもらえると嬉しいです」 「『クライ・マッチョ』はコロナ禍に撮影されたものです。私は本作が映画業界に、勇気と強さをもたらす作品の一つになればと思っています」と作品に込めたメッセージが語られている。

特別映像では、西部劇の傑作『アウトロー』(76)、アカデミー賞5部門受賞の『許されざる者』(92)、“マッチョ”な役柄を演じた『ダーティファイター』(78)など、イースウッド監督作品の名シーンでその軌跡を振り返る。

「イーストウッドはアメリカンヒーローの神髄。私たちが在りたいと思う人物像だ」と語るのはプロデューサーのアルバート・S・ラディ。続いて、『父親たちの星条旗』(06)、『硫黄島からの手紙』(06)、『ヒア アフター』(10)などを製作したスティーヴン・スピルバーグが「クリントはアメリカを象徴する監督だ」とコメントを寄せる。メル・ギブソンは「アメリカの琴線に触れる感情を描く。アメリカの心と通じている」と、その演出力と演技力の双方を讃える。そして、アカデミー賞4部門に輝いた『ミリオンダラー・ベイビー』(04)で主演女優賞を受けたヒラリー・スワンクが「長年の経験から直感を信じて映画をつくる」と続ける。製作のティム・ムーアは、『クライ・マッチョ』は、「とても感動的で、イーストウッド映画で見られる“象徴的な瞬間”が含まれている」とそれぞれコメントを寄せている。

91歳を迎えて尚も現役を続けるクリント・イーストウッドが問う“マッチョ”=「真の強さ」とは。集大成にして新境地となる映画『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)より全国公開。

作品情報
映画『クライ・マッチョ』

アメリカ、テキサス。ロデオ界のスターだったマイクは落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら、孤独な独り暮らしをおくっていた。そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォをメキシコから連れ戻すという依頼を受ける。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けた。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリとともにストリートで生きていたラフォはマイクとともに米国境への旅を始める。そんな彼らに迫るメキシコ警察や、ラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか?少年とともに、今マイクは人生の岐路に立たされる。

監督・主演・製作:クリント・イーストウッド

原作:N・リチャード・ナッシュ「CRY MACHO」

出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン、ドワイト・ヨアカム、フェルナンダ・ウレホラ

配給:ワーナー・ブラザース映画

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2022年1月14日(金) 全国公開

公式サイト crymacho-movie.jp