2022年年末、東京の下高井戸シネマで開催した「年末映画祭り! 70-80 年代ほぼ アメリカ映画傑作選」にて、連日満席を記録したジョン・カサヴェテス監督、ジョナサン・デミ監督の作品がアンコールかつ拡大上映される。
上映される作品は、ジョン・カサヴェテス監督の『ハズバンズ(142分版)』と、当時、一般劇場初公開となったジョナサン・デミ監督の隠れた傑作『メルビンとハワード』。さらに、ジョン・カサヴェテス監督とジーナ・ローランズによる女性ハードボイルド・アクション映画の金字塔『グロリア』も加えた珠玉の3作品の拡大アンコール上映「ジョン・カサヴェテス×ジョナサン・デミ」が決定した。
現在開催中の「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ リプリーズ」に加えて、ジョン・カサヴェテス監督の傑作『ハズバンズ(142 分版)』と『グロリア』の2本も劇場公開される今年は、貴重なカサヴェテス・イヤーとも言える。中でも『ハズバンズ(142 分版)』は、カサヴェテス作品の中では、日本では劇場での公開が少ない作品。また、ジョナサン・デミの『メルビンとハワード』は現時点では、配信やソフト化もされておらず、この貴重な機会を見逃さず堪能したい。