Apr 15, 2022 news

是枝裕和監督最新作 映画『ベイビー・ブローカー』第75回カンヌ国際映画祭に正式出品

A A
SHARE

是枝裕和監督の最新作にして、初韓国映画となる映画『ベイビー・ブローカー』が、現地時間5月17日(火)~28日(土)開催予定の第75回カンヌ国際映画祭の【コンペティション部門】に見事選出され、正式出品が決定。本作は “赤ちゃんポスト”に預けられた赤ん坊を巡り出会っていく人々が描かれる、ヒューマンドラマ。日本では、6月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開される。この度、ポスタービジュアルが公開された。

是枝監督作品がカンヌ国際映画祭で【コンペティション部門】に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』から4年ぶり、6回目となる(カンヌ国際映画祭への出品自体は、8回目)。これまで、2004年『誰も知らない』では主演を務めた柳楽優弥が《最優秀男優賞》を受賞、2013年『そして父になる』では《審査員賞》を受賞、2018年『万引き家族』では《パルムドール》を受賞。

さらに、是枝監督は2019年ヴェネチア国際映画祭【コンペティション部門】でオープニングを飾った『真実』で海外の才能たちとの本格的なセッションに踏み出しているが、本作はそれに続き、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した初の韓国映画となる。また、主演を務めるのは、2020年アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』でも主演を務めたソン・ガンホ。

すでに主要キャストとして、ソン・ガンホの他、『MASTER/マスター』のカン・ドンウォン、『空気人形』のペ・ドゥナという韓国を代表する名優に、フレッシュな顔ぶれとして“IU”としても活躍するイ・ジウンの出演が発表されているが、これに加え、日本を始め世界的にも話題を呼んだ2020年の韓国TVドラマ「梨泰院クラス」で、主人公が経営する居酒屋の料理長マ・ヒョニ役を演じたイ・ジュヨンが出演。本作では、ペ・ドゥナとコンビを組んでブローカーたちを追うイ刑事を演じている。

(左から) ソン・ガンホ(提供 : CJエンターテインメント)、カン・ドンウォン(提供 : YGエンターテインメント)、ぺ・ドゥナ(提供 :ジョルジオ アルマーニ ビューティー)、 イ・ジウン 、 イ・ジュヨン

【是枝裕和監督 コメント】

6回目だからといって嬉しくないかと言ったらそんなことはありません。異国での、言語や文化の違いを超えた今回の共同作業を高く評価して頂けて、僕だけでなくスタッフ、キャスト皆が報われたとホッとしています。4年ぶりのカンヌ参加になりますが、コロナ禍だけではなく、世界が大きく揺れる時代に映画を作り続けること、そして、世界に届けることの意味を考える良い機会にしたいと思います。

映画『ベイビー・ブローカー』は、6月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。

作品情報
映画『ベイビー・ブローカー』

古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョンと、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨンが〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカー。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジンと後輩のイ刑事は、決定的な証拠をつかもうと、静かに後を追っていくが‥‥。

監督・脚本・編集:是枝裕和

出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン

配給:ギャガ

©2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED

2022年6月 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開