Oct 08, 2026 news

リドリー・スコット製作 ムンバイの底辺で、⼈⽣をやり直す 映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』

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巨匠リドリー・スコットが製作したインド・アメリカ合作のヒューマンドラマ、映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』。このたび本作の予告映像が公開された。

本作の舞台はインド最大の商業都市ムンバイ。建ち並ぶ超高層ビルの足元にはスラムが広がり、膨張を続ける街は富む者と貧しき者が激しくせめぎ合い、沸騰するカオスと化している。本作はそんなムンバイの底辺で生きる【55番】と呼ばれる少年の姿を厳しくも温かく見つめたヒューマンドラマ。剥き出しの欲望が渦巻く凄まじい格差社会に生まれ落ちた少年は、日々生きるためにスリを続けていたが、一人の少女との出会いをきっかけに、自らの罪と向き合い、贖罪の道を歩み始める。善悪では割り切れない矛盾に満ちた社会の中で、16才の少年はどのような運命をたどるのか‥‥。

製作は巨匠リドリー・スコット。監督はスコットと同様、広告業界でキャリアを重ねてきたインド出身の気鋭シャーム・P・マディラージュー。世界の主要都市でクリエイティブ・ディレクターを歴任してきたマディラージューは、カンヌ国際広告祭、クリオ賞、NYフェスティバル国際広告賞など、数多くの受賞歴を誇るCM界の実力派。本作では、その磨き抜かれたビジュアル/サウンド・センスを駆使し、ムンバイの雑踏とそこに生きる人々をエネルギッシュに活写した。その臨場感と色彩美は、スコットが監督した『ブレードランナー』の未来都市L.A.や『ブラック・レイン』の大阪にも通じる異世界感に満ちている。

このたび公開された予告映像では、ムンバイの狭く入り組んだ貧民街の空撮、疾走する列車と駅の雑踏の点描に続き、腕に数字のタトゥーを彫られた主人公【55番】が紹介される。日々駅のホームでスリを繰り返している少年たちは、街の顔役サーガルに支配されている。そのルールを破った者には、手を潰されるという残酷な仕打ちが待っている。

【55番】はある男から大金をスッてサーガルから誉められるが、その金は、男の娘ウマーが結婚するための持参金だった。贖罪の気持ちに駆られた【55番】は、スリ仲間【86番】の「ルールを破るのか」という忠告や、サーガルの「女に価値などない」という言葉も無視し、その身を偽ってウマーに近づき親しくなっていく。だが、そのことが仲間にばれ、激しい暴力に晒される。列車から突き落とされ、地面に叩きつけられるスローモーション場面に「55番は夢を見ている。バカな夢さ」というサーガルの非情な言葉が被さる。

「あなたは一体誰なの?」とウマーから問われ、身も心も傷だらけの【55番】は絶叫する。夜、海岸に一人立つシルエットに置かれた「罪を償いたかった。彼女のために――」というキャッチコピーが、善悪の境界線で葛藤する主人公の心情を表している。ラストはスケール感溢れるムンバイの空撮で締め括られ、どこか彼らの人生の“夜明け”も感じさせる。

映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』は、2026年11月13日(金)より全国公開。

作品情報
映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』

人口2100万人を超える巨大都市ムンバイ。16才の少年55番は、スリを生業に生きる貧民街の孤児たちの一人だ。彼らは街の顔役サーガルから【番号】を付けられ、生活のすべてを支配されていた。ある日、55番たちは駅の雑踏で一人の男から大金をスッた。それは男が娘の結婚式のために蓄えた全財産だった。男は絶望し、翌朝、列車に身を投げた。罪悪感に駆られた55番は、その身を偽って自殺した男の娘ウマーに近づく。日々の分け前をやり繰りし、55番はウマーに少しずつ金を返し、ふたりは次第に仲良くなっていく。だが、サーガルに可愛がられている55番を妬む86番や仲間たちが、それを黙って見過ごすはずもなかった。

監督:シャーム・P・マディラージュー

出演:イムラーン・ハーシュミー、リズワーン・シェイク、ハルシュ・ラーネー、ダンシュリー・パーティル

配給:インターフィルム

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2026年11月13日(金) 全国公開

公式サイト 55-movie