Mar 10, 2024 interview

プログラム・ディレクターが解説 「ガンダム」シリーズ「火垂るの墓」などや海外の長編アニメ作品が上映される、第2回新潟国際アニメーション映画祭

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3月15日(金)から20日の(水)にかけて、新潟市で「新潟国際アニメーション映画祭」が開催される。世界でも珍しい長編のアニメーションを対象にしたアジア最大の映画映画祭で、昨年に引き続き今回が2回目。なぜ長編に特化したした映画祭を創設したのか。なぜ、新潟という地方都市での開催となったのか。映画祭の見どころを、映画祭のプログラム・ディレクターを務める数土直志さんに聞いた。

近年ヒット作を飛ばし続ける長編商業アニメーション映画。一方で、こうした作品を対象にした批評の空間が、実はちゃんと確立されてこなかった。こうした映画が評される場として映画祭があるが、国内でアニメを対象とした国際映画祭は、これまで「広島国際アニメーションフェスティバル」や「新千歳空港国際アニメーション映画祭」などがあったが、いずれも短編映画が中心で、かつ芸術志向が高いのが特徴だった。

こうした課題点をクリアするべく新設されたのが、「新潟国際アニメーション映画祭」だ。