May 02, 2019 interview

ジャスティス・スミス×竹内涼真、モンスターボールに大興奮!“夢が叶った”瞬間、撮影&吹替え裏話を語る

A A
SHARE

世界中で愛されている人気ゲーム&TVアニメのポケットモンスターが『名探偵ピカチュウ』として、初のハリウッドで実写映画化された。愛らしいルックスのピカチュウが活躍する本作で、自称“名探偵”のピカチュウを演じたライアン・レイノルズのインタビューに続き、名探偵ピカチュウとコンビを組む青年ティムを演じたジャスティス・スミスと、日本語吹替え版でティムの声を担当した竹内涼真との対談インタビューが実現。二人に『名探偵ピカチュウ』の撮影秘話やポケモンの魅力などを語ってもらった。

ポケモンたちが存在する世界に歓喜!子どもの頃の“夢が叶った”

──世界的に人気のキャラクター、ピカチュウを実写化した本作への出演、そして日本語吹替えのオファーがきた時はどのような心境でしたか?

ジャスティス

僕はポケモンのゲームはもちろん、カードも持っていましたし、ワニノコというポケモンのフィギュアも買うほどポケモンのファンだったんです(笑)。ある日、ニューヨークのとあるカフェに一人でいた時に、『名探偵ピカチュウ』への出演が決まったという連絡を受けて。それを聞いた瞬間は「ヤッター!!」となりふり構わず大はしゃぎしたい気分でした。でもさすがにカフェの中じゃマズいなと思って冷静を装って外に出て、ニューヨークの街中で思いっきりジャンプしました(笑)。

竹内

ジャンプした瞬間に周りの人が驚かなかったですか?

ジャスティス

それが、ニューヨークって本当にいろんな人がいるから、誰も変な目で見ないんです。ジャンプしたぐらいじゃ注目を浴びないんだよ(笑)。

竹内

さすがニューヨークですね(笑)。僕は幼稚園生の頃からポケモンのゲームをやったりアニメを観ていたので、実写化するというニュースを知った時にすごく驚きました。家にいる時に兄弟たちと一緒に予告編を観たのですが、映像のクオリティの高さにみんなで大興奮していたら、その数日後に吹替えのお話をいただいて。「こんなことがあるのか!」と信じられない気持ちでした。この作品が吹替え初挑戦だったので、アフレコというものがどんな感じなのか少し不安もあったんですけど、それ以上に、嬉しい気持ちで挑ませていただきました。なんと言ってもポケモンが初のハリウッド実写映画として世界に公開される記念すべき作品ですから、そこに呼んでいただけてとても光栄でした。

──完成した本作をご覧になってみていかがでしたか?

ジャスティス

「こんな映画になっていたらいいな」と想像していたものが、そのまま具現化されていてとても感動しました。小さい頃から観ていた大好きなポケモンが動き回り、さらに彼らの後ろに影が見えた瞬間に「わ~!本当に生きているみたい!」なんて思わず童心に返ったりして(笑)。

竹内

ついさっき完成した作品を観たんですけど、ポケモンファンとしてすごく楽しめました。僕のようなポケモン大好きな人が喜ぶのは間違いないですが、この作品で初めてポケモンを知る人にも、絶対に面白いと思っていただけると思います。

ジャスティス

子どもの頃、ポケモンが本当にいたらいいのに、と思っていたんですけど、まさにこの映画でその夢が叶ったと言えます。それぐらいポケモンたちがリアルでした。ピカチュウの毛並みもものすごくリアルじゃなかった?

竹内

リアルでした! ふわふわですごく可愛いですよね!