Sep 29, 2017 interview

第4回:犬に限らず動物を飼ったことのある人、みんなの夢が詰まった映画です。

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山田

吹き替えも本当にいいですよ。

人気の声優さんたちが声をあてていて。

池ノ辺

予告編でワンちゃんの声をやってくれた高木渉さんも、すごく良かったです。

本編でもそのまま高木さんですね。

山田

ちっちゃい頃の犬もあるんですけど、そこも変えないで一人でやっていただいています。

池ノ辺

役者の男の子は成長して大人の役まで。

声優さんも変わっていくんですか?

山田

変わっていきます、少年のイーサンから青年のイーサンへ。

青年のイーサンは梅原裕一郎さん。

なお青年のイーサンのガールフレンド役は花澤香菜さんです。

そして大人のイーサンは大塚明夫さん。

池ノ辺

豪華な配役ですね。

これはやっぱり、吹き替えも皆さんに見てもらいたいところですね。

子どもたちにも、家族で見て欲しい。

山田

生まれ変わる話なので、確かに犬は死なないと生まれ変わらないわけですが、お涙頂戴の悲しい話ではなく、非常に犬の思いが伝わってきて、温かい涙というか、笑えて泣けるエンターテインメントになっていると思います。

池ノ辺

私も何気なく見た試写で、すごく泣いちゃったのは、ワンちゃんがすごく飼い主のことが大好きで、それが見ていて愛おしいんです。

山田

一途なんですよね。

池ノ辺

やっと会えたというところからまたドラマがあるんですけど、そういうのがすごく上手だし、今回、普通のCMは私が作ったんですけど、もう一本、ワンちゃんが出るCMというのが出来上がっていましたね。

山田

アマゾンのCMで、赤ちゃんの前で犬がたてがみを付けてライオンに扮するCMがあるんですよ。

そのCMで人気者になったゼウス君という犬に宣伝アンバサダーならぬ宣伝ワンバサダー(笑)になってもらっているので、そのゼウス君が出演するCMというのがあります。

池ノ辺

やっぱり上手ですか、彼は?

山田

訓練されているというと機械的に聞こえるけれども、おだやかで頭のいい犬ですね。

池ノ辺

宣伝の中でゼウス君の面白い話ってありました?

山田

宣伝のイベントで吉本の芸人さんのゆりやんレトリィバァさんが、ゼウス君の通訳をしたんですが……。

池ノ辺

その方は犬語がしゃべれるの?

山田

いやいや(笑)。

芸名のレトリィバァつながりで犬の通訳という設定で記者会見に出てもらったんですが、リハーサルでゆりやんさんがぬいぐるみを着ていたので、最初はゼウス君びっくりしていました。

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池ノ辺

犬のぬいぐるみ?

山田

そう。

びっくりしちゃってゆりやんさんに吠えていたんですけど、本番になると一声も吠えないで堂々たるものでした。

やっぱり一流のタレント犬だなと思いましたね。

池ノ辺

ゼウス君が試写とかいろんなところに、ワンバサダーとしていくわけですね。

山田

いろんなところで顔出しします。

池ノ辺

パート2もあるとか?

山田

企画としてあるみたいですね。

世界各国でヒットしてますから。

中国でもヒットしました。

池ノ辺

中国は好きそうですね。

山田

世界的にお客さんが入っているので、企画としては上がってきていると思いますけど、一つの映画の企画が立ち上がって脚本を作って、実際に撮入するまで、長い道のりですから。

「あの映画の企画どうしたの?」と言ってると、いつの間にかなくなっていたりするのもありますし。

実現するとしても、少し先の話でしょうね。

池ノ辺

じゃあその時なったら山田さん、また一緒にやりましょうね。

池ノ辺

では最後に皆さんに聞いているのですが山田さんにとって映画とは何ですか

山田

うわー、こういう抽象的な質問が、一番難しい。

僕にとって、映画とは…好奇心の闇鍋かな。

映画館の明かりがスッと落ちて、暗闇となって映画が始まる。

今度はいったい何を見せてもらえるのか何が飛び出すのか、いつもワクワク、ドキドキ。

好奇心を刺激してくれるそんな存在ですかね

池ノ辺

あらそれって、すごく素敵

いいですね。

ということで、色々お話を聞かせていただいてありがとうございました。

池ノ辺直子から、山田さんへの「一筆御礼」

山田さんと20年ぶりに一緒に予告編をご一緒させてもらったのは、ほんとに嬉かったのよ。対談の1時間前に「いままで作った予告編をVHSに収録しているのでバッカさんでは見られますか?」との問い合わせに 私はVHSのデッキを会社で探し回ったわ(笑)。テレシネで取り込んだ予告編は映写したようにふるふると揺れていたけれど、ゆったりとしたカット割りと説明過多じゃない構成に予告編は宣伝というより作品だったわね。予告編制作の移り変わりを一緒に語り合える人も少なくなって大事な存在よね私たちって。

さて、そんな中で今日初日を迎えた「僕のワンダフルライフ」やることはやったので、興行成績はもちろんだけど、SNSで「泣くので一人隠れて見ます」の人たちの評価が楽しみだわ。

(文:モルモット吉田  / 写真:江藤海彦)


bokunowonderfullife  ©2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

映画『僕のワンダフル・ライフ』

ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーの“最愛の人”は、暑い車の中に閉じ込められて苦しんでいるのを救ってくれた、8歳のイーサン少年だった。それ以来、1人と1匹は喜びも悲しみも分かち合い、固い絆で結ばれていく。だが、犬の寿命は人間よりうんと短い。ついに、旅立つ日がきてしまう──はずが、ベイリーの愛は不死身だった! アメフト選手になる夢を断たれ、初恋の人とも別れてしまったイーサンを心配し、何度も生まれ変わってきたのだ。なぜなら、「イーサンを愛し、幸せにするのが僕の役目」だから! けれども、そう簡単にはイーサンと遭遇できない。ようやく3度目でイーサンとの再会を果たしたベイリーは、自らに与えられた“重要な使命”に気付くのだが──。 すべての愛犬家の夢を形にした、犬と人間の極上のラブストーリーが誕生した! 名匠ラッセ・ハルストレム、ドッグシリーズの集大成けなげでかわいい犬を主人公に贈る、涙と笑いと感動の物語!

監督:ラッセ・ハルストレム 原作:W.ブルース キャメロン『野良犬トビーの愛すべき転生』(新潮社) 出演:デニス・クエイド(吹替:大塚明夫)、ブリッド・ロバートソン(吹替:花澤香菜)、K・J・アパ(吹替:梅原裕一郎)、ジョシュ・ギャッド:ベイリーほか犬の声(吹替:高木渉)ほか

配給:東宝東和

9月29日から全国ロードショー

公式サイト http://boku-wonderful.jp/

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PROFILE

山田武司(やまだたけし)

東宝東和株式会社 営業本部 宣伝部アドバタイジング室

1960730日生まれ。1984年東宝東和に入社。広報部所属。1990年に広告部、1991年広告部映像班が新設され所属(映像全般の制作担当)2010年宣伝部長。2012年総務部、東和プロモーション、2016年には東宝東和マルチメディア事業部所属。2017年宣伝部アドバタイジング室に所属し、現在に至る。

<主な担当作品> 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』 『ターミネーター2』 『ラスト・オブ・モヒカン』 『メジャーリーグ2』 『リバー・ランズ・スルー・イット』 『クリフハンガー』 『シックス・センス』 『山の郵便配達』 『ターミネーター3』 『トゥームレイダー』 『コールド・マウンテン』 『Mr.&Mrs.スミス』 『アメリカン・ギャングスター』 『マリー・アントワネット』 『ウォンテッド』 『マンマ・ミーア!』 『ザ・マミー / 呪われた砂漠の王女』 『怪盗グルーのミニオン大脱走』

池ノ辺直子

映像ディレクター。株式会社バカ・ザ・バッカ代表取締役社長
これまでに手がけた予告篇は、「ボディーガード」「フォレスト・ガンプ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ」「マディソン郡の橋」「トップガン」「羊たちの沈黙」「博士と彼女のセオリー」「シェイプ・オブ・ウォーター」「ジョジョ・ラビット」「ジュディ 虹の彼方を」ほか1100本以上。
著書に「映画は予告篇が面白い」(光文社刊)がある。 WOWOWプラス審議委員、 予告編上映カフェ「 Café WASUGAZEN」も運営もしている。
映画が大好きな業界の人たちと語り合う「映画は愛よ!!」記事一覧はこちら

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