May 16, 2017 interview

第7回:最近また、映画館で観る価値がちょっと上がってきているような気がします。

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池ノ辺

仕事も楽しんでいるということですね。

西澤

僕ね、仕事は、めっちゃ楽しいです。

池ノ辺

前回、編成考えるの、辛いって言ってたじゃないですか?!(笑)

西澤

いや、辛いというのは、楽しいの裏返し。

映画は、僕は、楽しむものだと思っています。

編成の仕事もめちゃ楽しいし、映画祭でいろんな方と出会うのも楽しい。

だって、映画祭に行くと、映画好きしかいないですよ。

で、映画を見たら、みんながみんな、それぞれ感想を言いたくて、ムズムズしていて、それで、全然知らない人と喋ってる。

映画について、延々と。

そんなのしょっちゅうですし、どこに行っても映画は楽しめますね。

池ノ辺

小学生の時に、「映画館にどの映画をかけるか決める人になろう」と決意した時のの夢が今、叶ったということですよね?

西澤

バリバリ叶ってます。

ブレずにずっときましたから。

とにかくみなさん、映画館に来てください。

映画館では面白い映画が待っていますし、面白い時間が過ごせますから。

(文:金原由佳 / 写真:岡本英理)


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© MMXVI STX Productions, LLC. All Rights Reserved.

映画『スウィート17モンスター』

共感率100%!こじらせたまま大人になったすべての人に捧ぐ21世紀の青春映画の傑作誕生! 誰もが”あの頃”のリアルな痛さを思い出して悶絶&涙する人続出。”めったに出会えない宝物”のような青春映画だと全米No.1批評家サイトロッテントマト95%絶賛。

主人公ネイディーン役は、『トゥルー・グリッド』で14歳のときにオスカーにノミネートされ、歌手としても人気のヘイリー・スタインフェルド。自己愛と自己嫌悪の狭間で揺れる等身大の17歳像を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。監督は、ウエス・アンダーソンを発掘した名プロデューサーが抜擢したケリー・フレモン・クレイグ。自身の脚本を初監督し、NY映画批評家協会賞第一回作品賞を受賞するなど、本作は、賞レース4受賞、18ノミネートの快挙を達成。 教師役には個性派俳優ウディ・ハレルソン、母親役に『クローザー』のキーラ・セジウィック、兄ダリアン役に『glee/グリー』シリーズのブレイク・ジェナーが、主人公に寄り添い彼女を見守る「大人になりきれない大人」たちを見事に演じている。親、兄妹、友人、そして‟あの頃の自分”目線で共感する人も多いはず。

映画 『スウィ―ト17モンスター』公開中

公式サイト http://www.sweet17monster.com/ 

公式Facebook https://www.facebook.com/Sweet17MonsterJP

公式Twitter https://twitter.com/Sweet17Monster

PROFILE

西澤彰弘(にしざわ・あきひろ)

東京テアトル株式会社 映像事業部 編成部 部長 1969年8月25日、おとめ座、A型。大学卒業後、1992年東京テアトル入社。 銀座テアトルシネマ、シネヴィヴァン六本木、シネセゾン渋谷、テアトルタイムズスクエアで劇場勤務。 2004年~番組編成担当。(ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿、シネリーブル池袋、テアトル梅田、シネリーブル梅田、シネリーブル神戸、キネカ大森、新所沢レッツシネパーク、現在9サイト)

池ノ辺直子

映像ディレクター。株式会社バカ・ザ・バッカ代表取締役社長
これまでに手がけた予告篇は、『ボディーガード』『フォレスト・ガンプ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ』『マディソン郡の橋』『トップガン』『羊たちの沈黙』『博士と彼女のセオリー』『シェイプ・オブ・ウォーター』『ノマドランド』『ザ・メニュー』『哀れなるものたち』ほか1100本以上。
著書に「映画は予告篇が面白い」(光文社刊)がある。 WOWOWプラス審議委員、 予告編上映カフェ「 Café WASUGAZEN」も運営もしている。
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