- 池ノ辺
-
仕事も楽しんでいるということですね。
- 西澤
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僕ね、仕事は、めっちゃ楽しいです。
- 池ノ辺
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前回、編成考えるの、辛いって言ってたじゃないですか?!(笑)
- 西澤
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いや、辛いというのは、楽しいの裏返し。
映画は、僕は、楽しむものだと思っています。
編成の仕事もめちゃ楽しいし、映画祭でいろんな方と出会うのも楽しい。
だって、映画祭に行くと、映画好きしかいないですよ。
で、映画を見たら、みんながみんな、それぞれ感想を言いたくて、ムズムズしていて、それで、全然知らない人と喋ってる。
映画について、延々と。
そんなのしょっちゅうですし、どこに行っても映画は楽しめますね。
- 池ノ辺
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小学生の時に、「映画館にどの映画をかけるか決める人になろう」と決意した時のの夢が今、叶ったということですよね?
- 西澤
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バリバリ叶ってます。
ブレずにずっときましたから。
とにかくみなさん、映画館に来てください。
映画館では面白い映画が待っていますし、面白い時間が過ごせますから。
(文:金原由佳 / 写真:岡本英理)
映画『スウィート17モンスター』
共感率100%!こじらせたまま大人になったすべての人に捧ぐ21世紀の青春映画の傑作誕生! 誰もが”あの頃”のリアルな痛さを思い出して悶絶&涙する人続出。”めったに出会えない宝物”のような青春映画だと全米No.1批評家サイトロッテントマト95%絶賛。
主人公ネイディーン役は、『トゥルー・グリッド』で14歳のときにオスカーにノミネートされ、歌手としても人気のヘイリー・スタインフェルド。自己愛と自己嫌悪の狭間で揺れる等身大の17歳像を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。監督は、ウエス・アンダーソンを発掘した名プロデューサーが抜擢したケリー・フレモン・クレイグ。自身の脚本を初監督し、NY映画批評家協会賞第一回作品賞を受賞するなど、本作は、賞レース4受賞、18ノミネートの快挙を達成。 教師役には個性派俳優ウディ・ハレルソン、母親役に『クローザー』のキーラ・セジウィック、兄ダリアン役に『glee/グリー』シリーズのブレイク・ジェナーが、主人公に寄り添い彼女を見守る「大人になりきれない大人」たちを見事に演じている。親、兄妹、友人、そして‟あの頃の自分”目線で共感する人も多いはず。
映画 『スウィ―ト17モンスター』公開中
公式サイト http://www.sweet17monster.com/
公式Facebook https://www.facebook.com/Sweet17MonsterJP
公式Twitter https://twitter.com/Sweet17Monster
PROFILE
■西澤彰弘(にしざわ・あきひろ)
東京テアトル株式会社 映像事業部 編成部 部長 1969年8月25日、おとめ座、A型。大学卒業後、1992年東京テアトル入社。 銀座テアトルシネマ、シネヴィヴァン六本木、シネセゾン渋谷、テアトルタイムズスクエアで劇場勤務。 2004年~番組編成担当。(ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿、シネリーブル池袋、テアトル梅田、シネリーブル梅田、シネリーブル神戸、キネカ大森、新所沢レッツシネパーク、現在9サイト)