Apr 21, 2017 interview

第1回:『スウィート17モンスター』は、劇場側からいろいろ発信しています。

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西澤

主人公がファッションについて、いろいろ頑張っている映画だから、ドレスコード付きの試写会もやりました。

ポスターのイメージで赤い色の服しばりで。

試写会の後には、スタンディの前でインスタグラム、Twitter用の撮影会。

通常はできないと思うんですよね。

池ノ辺

コラボ綿あめも作ったんでしょ?原宿かどこかにある有名なお店と。

西澤

そうそう。

これもポスターでヘイリーが手に持ってる三色のドリンクをイメージした綿あめ。

原宿の竹下通りで行列ができてる人気店 TOTTI CANDY FACTORYとのタイアップです。

また、劇場オリジナルドリンクも作りますし、いろいろ攻めている。

これもチームが小さいからできるんですよね。

だからそこはやっていてすごく楽しい。

昨日はこれも出来上がってきました(懐からTシャツを取り出す)。

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© MMXVI STX Productions, LLC. All Rights Reserved.

池ノ辺

これは何? 法被?

西澤

劇場スタッフ用のTシャツです。

可愛いでしょ。

池ノ辺

おしゃれでいいんじゃないですか。

タイトルはよくわからないけど(笑)。

西澤

普段はあまりないことですが、この作品に関しては、劇場側からいろいろ発信しています。

カルチャヴィルの中村さんがいて、伝説の宣伝ウーマンの宣プロ星野さんがいて、パブの宣伝はフリーの倉林さん。

だから負けられない戦いになってきた。

本当に。

池ノ辺

戦い?

西澤

戦いですよ。

池ノ辺

何を出していくか、面白いアイデアを?

西澤

まあ、いろいろ。

期待の作品を劇場から発信していくってことです。

負けらんないです。

(文:金原由佳 / 写真:岡本英理)


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© MMXVI STX Productions, LLC. All Rights Reserved.

映画『スウィート17モンスター』

共感率100%!こじらせたまま大人になったすべての人に捧ぐ21世紀の青春映画の傑作誕生! 誰もが”あの頃”のリアルな痛さを思い出して悶絶&涙する人続出。”めったに出会えない宝物”のような青春映画だと全米No.1批評家サイトロッテントマト95%絶賛。

主人公ネイディーン役は、『トゥルー・グリッド』で14歳のときにオスカーにノミネートされ、歌手としても人気のヘイリー・スタインフェルド。自己愛と自己嫌悪の狭間で揺れる等身大の17歳像を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。監督は、ウエス・アンダーソンを発掘した名プロデューサーが抜擢したケリー・フレモン・クレイグ。自身の脚本を初監督し、NY映画批評家協会賞第一回作品賞を受賞するなど、本作は、賞レース4受賞、18ノミネートの快挙を達成。 教師役には個性派俳優ウディ・ハレルソン、母親役に『クローザー』のキーラ・セジウィック、兄ダリアン役に『glee/グリー』シリーズのブレイク・ジェナーが、主人公に寄り添い彼女を見守る「大人になりきれない大人」たちを見事に演じている。親、兄妹、友人、そして‟あの頃の自分”目線で共感する人も多いはず。

映画 『スウィ―ト17モンスター』2017年4月22日(土)全国ロードショー

公式サイト http://www.sweet17monster.com/ 

公式Facebook https://www.facebook.com/Sweet17MonsterJP

公式Twitter https://twitter.com/Sweet17Monster

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「どのシーンもどのセリフも、どうしてか全部自分の過去とリンクする。自分をもてあましてもがくネイディーンは、生命力にあふれてる。大好きな映画になりました。」 コメント&イラスト:漫画家  池辺葵さん

PROFILE

西澤彰弘(にしざわ・あきひろ)

東京テアトル株式会社 映像事業部 編成部 部長 1969年8月25日、おとめ座、A型。大学卒業後、1992年東京テアトル入社。 銀座テアトルシネマ、シネヴィヴァン六本木、シネセゾン渋谷、テアトルタイムズスクエアで劇場勤務。 2004年~番組編成担当。(ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿、シネリーブル池袋、テアトル梅田、シネリーブル梅田、シネリーブル神戸、キネカ大森、新所沢レッツシネパーク、現在9サイト)

池ノ辺直子

映像ディレクター。株式会社バカ・ザ・バッカ代表取締役社長
これまでに手がけた予告篇は、『ボディーガード』『フォレスト・ガンプ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ』『マディソン郡の橋』『トップガン』『羊たちの沈黙』『博士と彼女のセオリー』『シェイプ・オブ・ウォーター』『ノマドランド』『ザ・メニュー』『哀れなるものたち』ほか1100本以上。
著書に「映画は予告篇が面白い」(光文社刊)がある。 WOWOWプラス審議委員、 予告編上映カフェ「 Café WASUGAZEN」も運営もしている。
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