Apr 21, 2017 interview

第1回:『スウィート17モンスター』は、劇場側からいろいろ発信しています。

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西澤

え?やりたくなかったのかな(笑)。

池ノ辺

いやいや。

「この作品、おもしろいよ、一緒にやろうよ」と背中を押してくれたと言ってました。

西澤

でも、まさかこんな風にとんとん拍子に進むとは思わなかった。

「予告編作って」「うん、わかった」ってすぐに引き受けた池ノ辺さんをはじめ、フットワークが軽い人が集まらないと、できないと思う。

池ノ辺

そうですよ。

西澤

要は大きな会社にいると、いろんなところに「いいですか」とお伺いしなきゃいけない。

それがなかったから、すごく宣伝展開もスピーディに立ち上がったし、この作品は僕自身がすごく上映したかったから、劇場での展開が結構面白いことをやっているんですよ。

池ノ辺

そうなんですよ。

そこ、もっとアピールしてください!

西澤

ヒューマントラスト渋谷に行っていただくとわかるんですが、バナーもすごく大きいのを作ったんです。

それとね、劇場用にマナーCMを作りました。

池ノ辺

はい、弊社、バカ・ザ・バッカで作りました。

マナーCMはギャガさんが一番初めに作ったんですけど、これは、あんまり宣伝費はかけられないけど、できるだけ、劇場にかけてもらいたいというときに出てくる奥の手です。

西澤

マナーCMってシネコンさんはドンとやるんですけど、テアトルの映画館はヒューマントラスト渋谷をはじめ、アートハウスの映画館なので普段はマナーCMってあんまりかけないんです。

でも、『スウィート17モンスター』はどうしてもやりたくて。

うちは映画館ごとに観客の色がはっきり分かれるんですけど、マナーCMだと客層の違う映画館でもかけられるから、作品を知ってもらえる。

だから、このマナーCMはテアトル新宿にもかかっています。

池ノ辺

あとはどんなことを展開しています?