Mar 08, 2018 interview

岩田剛典、単独初主演映画『去年の冬、きみと別れ』を語る。共演の斎藤工・北村一輝から受けた刺激とは?

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「話し出すと尽きない」ほどの愛読書&推しキャラは?

 

──最後に、「otoCoto」では、皆さんに愛読書や最近読んだ本をお伺いしています。岩田さんのオススメの1冊を教えてください。

どうしよう…、いっぱいあります。最近読んだのはキングコング西野(亮廣)さんの「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」ですけど…。愛読書というと、漫画の「グラップラー刃牙」とかになっちゃうけど大丈夫ですか(笑)。

 

 

──大丈夫です(笑)。どんなところがお好きなんですか?

子どもの頃から読んでいるんですけど、簡単に言うと、たくさん出てくるキャラクターの中で地上最強を決めるというストーリーです。子どもの頃からの探究心を今もくすぐられる作品なんです。魅力的なキャラクターが多く出てくるんですが、僕の推しキャラは烈海王、渋川剛気、あと一人は、迷いますが愚地独歩。みんな泣かせるんです。

──なるほど。その3人は主人公ではないんですね。

そうなんです。一人ひとりのキャラクターをすごく掘り下げるので、サブキャラでも愛情が湧く漫画なんです。サブキャラの人気も高いので、サブキャラメインのスピンオフのストーリーもあるくらい。話し出すと尽きないですね(笑)。

──漫画は昔からよく読んでいたんですか?

兄がいるんですが、中学校でやっていたバスケも、兄貴がもともと「SLAM DUNK」が好きで読んでいた影響もありました。兄と漫画も共有していたし、家に単行本がずらっと揃っていましたね。

取材・文/熊谷真由子
撮影/三橋優美子

原作者・中村文則×瀧本智行監督 インタビューはこちら

 

プロフィール

 

岩田剛典(いわた・たかのり)

1989年生まれ、愛知県出身。2010年に三代目J Soul Brothersのパフォーマーとしてデビューし、2014年にEXILEに加入。俳優としても活躍しており、初主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16年)では、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞を始め数々の賞に輝いた。他の出演作にドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(16年)、「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」(15年)から続く映画『HiGH&LOW』シリーズ(16~17年)など。2018年は今作の他、少女漫画を実写化する『パーフェクトワールド』(10月5日公開)、河瀨直美監督作『Vision』が待機している。4月からはドラマ初主演の「崖っぷちホテル!」(日本テレビ系列)の放送が控えている。

 

作品紹介

 

映画『去年の冬、きみと別れ』

結婚を間近に控える記者・耶雲恭介(岩田剛典)が“最後の冒険”としてスクープを狙うのは、猟奇殺人事件の容疑者である天才カメラマン・木原坂雄大(斎藤工)。世間を騒がせたその事件は、謎に満ちたまま事故扱いとされ迷宮入りとなっていたのだ。真相を暴くため取材にのめり込む耶雲。そして、木原坂の次なるターゲットは、愛する婚約者(山本美月)に――。木原坂の巧妙な罠に、婚約者、そして耶雲までもが嵌っていく…。だがそれは、危険な罠の始まりに過ぎなかった。木原坂の本当の正体とは?耶雲の担当編集者(北村一輝)、木原坂の姉(浅見れいな)の秘密とは?果たして、耶雲と婚約者の運命は――?

映画『去年の冬、きみと別れ』
原作:中村文則『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎文庫)
監督:瀧本智行
脚本:大石哲也
出演:岩田剛典、山本美月、斎藤工・浅見れいな、土村芳/北村一輝
主題歌:m-flo 「never」(rhythm zone / LDH MUSIC)
配給:ワーナー・ブラザース映画
2018年3月10日(土)公開
©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/fuyu-kimi/