「自分だったら」と想像がふくらむのがいいところ
──今回の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』も含めて、『ドラえもん』の収録現場の雰囲気はどういうものなんでしょうか?
みんな仲がいいので、すごいチームワークはいいと思います。『ドラえもん』の現場に来た他の声優さんたちも雰囲気がいいっておっしゃってるみたいで。みんな優しくて、本当にやりやすいです。──『南極カチコチ大冒険』は、ドラミちゃんがドラえもんにあるメッセージを伝えることから物語が動き始めます。ドラミちゃんとドラえもんの関係をどうとらえていますか?
仲がよくて、ドラミちゃんがしっかり者で、いつもお兄ちゃんの世話を焼いているイメージですね。──千秋さんが思う『南極カチコチ大冒険』の魅力は?
オープニングでドラえもんとのび太が氷でいろいろな物を作るシーンでは、みんな夢がふくらむと思います。今までの映画でもドラえもんの道具で何かを作るシーンはあったんですけど、「自分だったら何を作るか」「自分だったらこうだなあ」って想像できるところが、『ドラえもん』のいいところだと思います。──今回の『南極カチコチ大冒険』はシリーズ37作目の映画ですが、千秋さんのお好きな映画ドラえもんは?
『のび太の新魔界大冒険』です。自分がドラミちゃんになってから初めての映画なので思い入れもありますし、ドラミちゃんがいちばん活躍しているから。──千秋さんは『ドラえもん』好きで有名ですが、グッズもお持ちなんですか?
たくさんあります。ぬいぐるみもありますし、文房具もありますし、バッグとかポーチとかも。最近、新作でドラミちゃんのタケコプターも出たんで、それも。グッズは家には普通にいっぱいあります。──マンガもですか?
何年か前にサンタさんから全巻、娘がもらいました。──マンガの『ドラえもん』でお好きなエピソードは?
「のび太の結婚前夜」(※のび太としずかの未来での結婚式の前日を描く)も好きですし、「バイバイン」(※物を倍に増やすドラえもんのひみつ道具が登場する)とか、「きこりの泉」(※“きれいなジャイアン”が登場する)も好きです。どれもファンは好きって言う話なんじゃないかなと思います。