シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。2020年末より高橋一生主演で実写ドラマ化され、そのクオリティを多くの原作ファンが大絶賛。ドラマファンにも大きな反響を呼んだ。その制作チームがフランスと日本を股にかけ、劇場長編映画に挑む、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のメイキングPVが公開された。
この度公開された映像は、日本映画では2例目という異例のケースとなったルーヴル美術館内での貴重な撮影や、日本の多くの伝統的建築物で行われた撮影に密着したメイキングが満載。豪華絢爛な錚々たる美術品の数々に囲まれた高橋一生は興味深そうに周りを見つめ、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた世界一有名といっても過言ではない油彩画「モナ・リザ」前では渡辺一貴監督と談笑する姿も。飯豊まりえはシックな深い紫のドレス姿を披露し、ルーヴル内ではタイトなレザーのミニワンピースを難なく着こなして「サモトラケのニケ」像の横で可憐なポージングを披露。
そのほか、木村文乃、長尾謙杜、安藤政信、美波らも映像に登場する。この映像が披露された完成報告イベントでは高橋が「映画として自分の理想が随所に詰まっているような素敵な作品です。普段は自分の作品を何度も観るようなことはないのですが、この作品は一定の距離感を持って観られた気がします。それは卓越したスタッフワークと監督の演出手腕とキャストの皆さんが作り上げてくれた世界の中で自由に泳いでいられたから。その静謐な世界観を皆さんに感じてもらえたら嬉しいです」と語った。
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日(金)全国公開。
特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の噂を聞く。それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる・・・・。
監督:渡辺一貴
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
出演:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信、美波、木村文乃
配給:アスミック・エース
©︎ 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2023年5月26日(金) 公開