Aug 25, 2022 news

映画『さかなのこ』主人公・ミー坊の大切な幼馴染を演じた柳楽優弥のメイキング映像&場面写真が公開

A A
SHARE

日本中の誰もが知るあの“さかなクン”の半生を、主演・のん×監督・沖田修一がユーモアたっぷりに描く、沖田作品の集大成とも言える映画『さかなのこ』。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を、のん が性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じ、原作者のさかなクンも“ギョギョおじさん”としての出演が発表され話題となっている。

ミー坊の幼馴染であり、学生時代も大人になってからもお互いの人生に関わっていくヒヨを演じているのが、柳楽優弥。是枝裕和監督『誰も知らない』(04)で日本人初となる第57回カンヌ国際映画祭・最優秀男優賞、当時14歳・史上最年少での受賞という鮮烈なデビュー以来、数々の話題作で重要な役どころを務め、昨年ビートたけしの自伝小説を映画化した『浅草キッド』で見せたビートたけし役の凄まじい演技への大反響も記憶に新しく、いま最も目の離せない俳優の一人。

この度、撮影現場の穏やかな雰囲気が伝わってくる柳楽のメイキング映像&場面写真が公開された。

柳楽が演じる主人公の幼馴染・ヒヨは、幼少期はおさかな好きでみんなと違うミー坊をからかうも次第に仲が深まり、高校時代には“狂犬”と恐れられる不良となってミー坊と再会、その後は立派な社会人となって彼女を紹介したりと、互いをよく知っているからこその絶妙な距離感で繋がっていく、実に沖田監督作品らしい魅力全開のキャラクター。

場面写真からも、不良感MAXで凄んでいるかと思えば、笑顔でミー坊と海沿いを歩いていたり、大人になってからはおしゃれなチェックのジャケットを着こなすスマートさも持ち合わせていることが伺え、柳楽も「僕が演じたヒヨは“狂犬”と恐れられる不良ですが、幼なじみのミー坊を思いやる優しさがあって、憎めない、なんかいい奴です。のんさんと沖田監督とは、前からご一緒してみたかったのですが、穏やかな時間が流れているような居心地のよい現場でした」と充実の撮影だったことを明かしている。

本作への出演について、「数年前から釣りにハマっていることもあり、さかなクンに興味があってYouTubeなども拝見していたので、今回お話をいただきとても嬉しかったです」と運命的な縁を感じている様子の柳楽。ミー坊の人生を大きく動かす節目であらわれるヒヨに注目したい。

作品情報
映画『さかなのこ』

お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はミー坊を信じて応援し、背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて1人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く。

監督・脚本:沖田修一

原作:さかなクン「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」(講談社刊)

主演:のん、柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、西村瑞季、宇野祥平、前原滉、鈴木拓、島崎遥香、賀屋壮也(かが屋)、朝倉あき、長谷川忍(シソンヌ)、豊原功補、さかなクン、三宅弘城、井川遥

制作・配給:東京テアトル

©︎ 2022「さかなのこ」製作委員会

2022年9月1日(木) TOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国公開

公式サイト sakananoko.jp/