昨年の4月25日から制定された「2.5Dの日」。日本2.5次元ミュージカル協会が、国内外で注目の集まっている2.5次元ミュージカルの認知度アップのため、2017年より2.5-Dimentional Musicalの頭文字をとって、スタートさせました。初代アンバサダーの加藤諒さんからバトンを受け継ぎ、2018年度のアンバサダーに就任したのは俳優の須賀健太さん。幼少期よりテレビや映画と幅広いフィールドで活躍中の須賀さんに、2.5次元ミュージカル(2.5D)の魅力を伺いました。
──2018年度2.5Dアンバサダーとして、1年間2.5次元ミュージカルの魅力を世間に発信して行くという使命を受けたときのお気持ちから聞かせてください。
最初は、なんで僕なんだろう?と純粋に思いました。もちろんうれしかったし、光栄なことなのですが、2.5Dの舞台を中心に活躍されている方々もたくさんいらっしゃるので、ファンの皆様もそういう方を望んでいるんじゃないかな……という気持ちは正直ありました。でも、友人である加藤諒くんの昨年のアンバサダー活動を見ていて、より多くの方に2.5Dの世界を知っていただくという点では、他のフィールドでもお仕事をしている僕だからこそお役に立てることがあるかもしれないと考えて。自分なりに出来ることを頑張ってみようという気持ちになりました。
──GYAO!で無料配信される日本2.5次元ミュージカル協会のオフィシャル番組『What’s 2.5D?』(4月25日スタート)ですが、MCを務めるんですよね。
はい。まさか自分がMCをすることになるとは夢にも思っていなかったので、動揺しました(笑)。番組は任期である1年の間、月に1回、毎月25日に放送されるので、アンバサダーとしての大きな役割ですよね。僕自身、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」(以下、演劇「ハイキュー!!」)という2.5D作品で日向翔陽という役を演じて3年目になるのですが、今年の秋で卒業が決まっているんです。そういうタイミングでアンバサダーに任命していただいたので、今年は演劇「ハイキュー!!」と共にさらに2.5次元ミュージカルを盛り上げていきたいです。
──MCという役回りは人生初ですか?
『健太ラボ。』という僕の名前がついたコーナーがあったりするような番組でMCをさせていただくのは初めてです。人と話すのは好きなのですが、しっかりお伝えしないといけない情報などもありつつ、スムーズに番組も進めていかないといけないので、その辺は番組を続けながら成長していければいいな、と。第1回目の放送分は収録したのですが、すごく緊張してしまって。でもゲストが鈴木拡樹さんという2.5D作品で非常に活躍されている方で、一度、共演ではないのですが、同じ作品を別グループとして 公演したこともあるので、番組の収録時にもとても助けていただきました。初対面の方がゲストに来たときに、その方の魅力や、出演作品の見どころを瞬時に引き出せるよう、自分なりに努力していきたいと思います。