Apr 27, 2026 news

母の抜け殻に入り込んだ“何か” 遺された愛の正体とは‥‥ 映画『遺愛』 不穏さ漂う本予告映像&新ビジュアル公開

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鬼才・酒井善三監督と企画プロデュース・大森時生(テレビ東京)がタッグを組み、主演に山下リオを迎えた、呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描く“恐怖”映画『遺愛』。このたび本作の公開日が2026年6月19日(金)に決定し、あわせて本予告映像と新ビジュアルが公開された。

本作の主人公は、父の死を機に実家へ戻り母の介護を始めた女性、佳奈。母との時間を取り戻すかのように献身的に介護をするが、次第に周囲で起こる異変に、違和感を覚えていく。佳奈と母は、呪われているのか?それともナニカを呪ってしまったのか? 慈愛に満ちた介護のはずが、徐々に不穏さと違和感が混在したような、ただならぬ恐怖に2人は飲み込まれていく‥‥。

本作の監督を務めた酒井善三は、映画『カウンセラー』で2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて、短編映画では初のSKIPシティアワード受賞という快挙を達成。全国の劇場で公開されるなどカルト的人気を博した、新進気鋭の映画監督。プロデュースを務めた大森時生は「イシナガキクエを探しています」「UFO山」などをはじめとしたフェイクドキュメンタリーシリーズ「TXQ FICTION」などの制作や、「行方不明展」「恐怖心展」といった展覧会イベントを手掛けるなど、テレビの枠を超えた注目の若手プロデューサーで、今回初めて劇場映画を手掛ける。

主人公・佳奈を演じるのは、「ガンニバル」シリーズなどドラマや映画、そして舞台と様々なフィールドで活躍する俳優・山下リオ。母の介護を通じ、パラノイア的な恐怖に苛まれていく役柄を、文字通り“憑依”されたかのような狂演で体現する。

さらに追加キャストとして、主人公・佳奈の妹、松永杏里を演じるのは、映画『石がある』『彼方のうた』など、近年主演作の公開が相次ぎ、映画界で存在感を増す小川あん。佳奈や杏里の家族とある出来事をきっかけに親交を持った精神科医・熊谷太一役は、『ゴールデンカムイ』『TOKYO タクシー』など話題作への出演が続くマキタスポーツと、実力派が揃った。

このたび公開された予告映像は、「抜け殻の中に、“何か”が入り込んでる」という佳奈の不穏なセリフから始まる。父の死をきっかけに、認知症の母の介護を献身的に続けていた佳奈。しかし、母の不可解な行動は次第に常軌を逸し、母の中に入り込んだこの世のものとは思えない“何か”の存在に、徐々に狂わされていく佳奈の姿を捉えた映像となっている。

顔だけが不自然に切り抜かれた家族写真、一面に新聞紙が貼り巡らされたまるで“儀式”を執り行うような異様な部屋、椅子に縛り付けられた母と対面する佳奈の姿など、衝撃的な場面が連続する。さらに、映像の中に散りばめられた「チッチッチッ」という不気味な音。佳奈の妹・杏里や、佳奈ら家族と親交のある精神科医・熊谷、そして謎の少女の姿も映し出され、物語の謎はさらに深まっていく‥‥。

あわせて公開された新アザービジュアルは既報のメインビジュアルと対になっており、“介護を受けている母が湯船の中から佳奈を見ている”という不穏な構図で描かれている。歪んでいくのは娘である佳奈なのか、それとも最愛の母なのか? 普通だった親子が“何か”によって変えられていく様を描いている。家族の平穏が崩れ去るなか、彼らが目にする“愛と呪い”の終着点とは‥‥。劇場で見届けたい。

映画『遺愛』は、2026年6月19日(金)より公開。

作品情報
映画『遺愛』

父の死を機に実家へ戻り、母の介護を始めた佳奈。母との時間を取り戻すかのように献身的に介護をするが、次第に周囲で起こる異変に、違和感を覚えていく。佳奈と母は、呪われているのか? それともナニカを呪ってしまったのか? 慈愛に満ちた介護のはずが、徐々に不穏さと違和感が混在したような、ただならぬ恐怖に2人は飲み込まれていく。

監督:酒井善三

出演:山下リオ、小川あん、藤井京子、マキタスポーツ

配給:ライツキューブ

©︎2026「遺愛」製作委員会

2026年6月19日(金) 全国公開

公式サイト tx-iai-movie