ガールズグループ出身のキム・ジェギョンが主演し、全州国際映画祭で2冠を獲得した韓国映画 『黴の花』(かびのはな)。このたび本作が、2026年4月3日(金)より日本公開されることが決定した。
本作に登場するのは、“捨てられたもの”に惹かれる彼女と、“見えるもの”だけを信じる彼。愛を恐れるすべての人に贈る、異色のヒューマンロマンス。原作は、韓国文学界の権威ある賞を次々と受賞する作家、ハ・ソンナンによる短編小説「Flowers of Mold」。内省的で静かなトーンを特徴とし、韓国のみならず世界各国で翻訳されてきた。本作『黴の花』は「SNSで選ばれた写真よりも、捨てられた写真のほうが、その人の本質を映し出すのではないか」という着想から生まれた。 “ゴミ”という最も私的で無防備な痕跡を手がかりに、他者を理解しようとする主人公の姿を通して、人と人が出会い、知り合っていくことの難しさを描いていく。


映像化を手掛けたのは、前作『A Bedsore』で注目されたシム・ヘジョン監督。斬新な設定と繊細な演出で、本作は全州国際映画祭にてCGV賞および Watcha’s Pick 長編映画賞を受賞。 さらに光州独立映画祭ではクロージング作品に選出されるなど、国内外の映画祭で話題を集めた。
主演は、ガールズグループ「RAINBOW」の元リーダーで、俳優としても活躍するキム・ジェギョン。現在TBS系金曜ドラマ「DREAM STAGE』」に出演し、日本でも活躍の場を広げる彼女が、過去の恋愛によって他人を信じられなくなった女性・ジスを静かに熱演。共演には、『パスタ』『ロースクール』などで知られるヒョヌが名を連ねる。


このたび公開された予告映像は、「彼はゴミに敬意を払う」というジスの印象的な語りから始まり、二人の距離が少しずつ縮まっていく過程と、その先に待つ葛藤を予感させる。ゴミから始まる、風変わりで不器用な再生の物語に期待が高まる。
映画『黴の花』は、2026年4月3日(金)より公開。

恋愛に深いトラウマを抱えるジスは、「捨てたゴミに本当の姿が表れる」と信じ、他人のゴミを密かに拾い集め、ファイリングする日々を送っていた。ある日、綺麗に分別され、丁寧に捨てられたゴミ袋が目に留まる。それは隣人の男性・ウジェのものだった。ゴミから得た断片的な情報を手がかりに、ジスは彼へと近づき、やがて二人は穏やかな時間を共有しながら、少しずつ心を通わせていく。しかしある夜、ゴミ袋を手にアパートへ入っていくジスの姿を目撃したウジェは、彼女が抱える秘密を知ってしまう。その日以来、ジスの部屋は暗闇に包まれたまま。複雑な思いを抱えるウジェは、姿を消した彼女の行方に思いを巡らせる。
監督:シム・ヘジョン
出演:キム・ジェギョン、ヒョヌ、キム・リュルハ、ソ・ユンジ、キム・シニョン
配給:JIGGY FILMS
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2026年4月3日(金) シネマート新宿にて公開
公式サイト kabinohana