「SHERLOCK/シャーロック」『ドクター・ストレンジ』のベネディクト・カンバーバッチが主演のみならず、自らプロデューサーまで買って出た意欲作、映画『フェザーズ その家に巣食うもの』。このたび本作の予告映像が公開された。
本作の主人公は、突然妻に先立たれたコミック・アーティスト。幼い二人の息子を抱え、慣れない家事にも手をそめ、手探りで新たな生活を始めようとしていたある日、1本の謎の電話がかかってくる。「彼女は逝ったが、私はいる」――その正体不明の男は、その日から父につきまとい、遂には “クロウ”となって姿を現わす。彼がコミックとして描く生き物に似た“クロウ”。それは現実なのか、幻なのか? 最後に父が遭遇する衝撃の真実とは‥‥。
原作は英国の作家、マックス・ポッターの小説『Grief Is The Thing with Feathers(原題)』。映画化を熱望した監督と意気投合したカンバーバッチが、本作では自らプロデューサーも買って出た。特異なビジュアルとカンバーバッチの新境地とも言うべき渾身の演技、そしてファンタジーとスリラーが見事に融合した演出で観るものを釘付けにする物語が誕生した。

このたび公開された予告映像は、「彼女に頼ってた?」「何もかも」という、妻を失い、幼い息子二人を抱えて途方に暮れる父親の痛切な吐露から始まる。慣れない育児に翻弄され、精神的に追い詰められていく日常に、やがて不穏な気配が忍び寄る。「見つけたぞ、哀れな父親」という忌まわしい声とともに、その一家に入り込んでくる漆黒の翼。父が描くコミックに出てくるクロウにも似た姿で現れたその存在は、「妻を亡くした夫は、二人の息子を見捨てた」と冷酷な言葉を突きつけてあざ笑う。そして、物語は現実と空想が混じり合う、恐怖の夢幻世界へと引きずり込まれていく。狂ったように叫ぶ父。カンバーバッチのキャリアの中でも、ひときわ生身の人間としてのリアリティを刻み込んだ、悲しみと狂気が入り混じる迫真の演技は必見だ。映像の最後、絵を描く父は、背後にたたずむクロウに対し「好きにしろ」とつぶやく。それに応じる「いや、私は最善を尽くす」というクロウのセリフの意味するところとは‥‥。

あわせてポスタービジュアルも公開。深い憂いをたたえた表情でたたずむカンバーバッチ演じる父と、その背後に潜む黒い鳥“クロウ”の姿が大きく配されている。悲しみに沈む父をあざ笑うかのようでもあり、静かに見守っているようでもあるクロウの異様な存在感は、本作の底知れない世界観を匂わせる。
映画『フェザーズ その家に巣食うもの』は、2026年3月27日(金)より全国公開。

コミック・アーティストの父は、突然、最愛の妻が亡くなった後、幼いふたりの息子と残される。そして、1本の電話からヤツとの出会いが始まる‥‥。
監督・脚本:ディラン・サザーン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
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2026年3月27日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
公式サイト feathers-film