Jan 19, 2026 news

河瀨直美監督 最新作 映画『たしかにあった幻』 永作博美、長谷川京子らのコメント入り特別予告映像公開

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第78回ロカルノ国際映画祭でのワールドプレミア上映にて、河瀨監督のマスターピース(傑作)と評された、映画『たしかにあった幻』。このたび本作をいち早く鑑賞した各界の著名人のコメントを使用した特別予告映像が公開された。

本作は、先進国の中でドナー数が最下位という日本の臓器移植医療と、年間約8万人にのぼる日本の行方不明者の問題を、“愛のかたち”と“命のつながり”をモチーフにして描いた人間ドラマ。フランスから来日したコリーは、日本における臓器移植への理解と移植手術の普及に尽力するが、西欧とは異なる死生観や倫理観の壁は厚く、医療現場の体制の改善や意識改革は困難で無力感や所在のなさに苛まれる。そんなコリーの心の支えは、屋久島で運命的に出会った恋人の迅だったが、彼の誕生日でもある7月7日の七夕に突然、姿を消してしまう。一年後、迅が失踪するはるか前に彼の家族からも捜索願が出されていたことを知ったコリーは、迅の実家である岐阜へと向かう。そこで明かされた事実から迅との出逢いが宿命的だったことがわかり愕然とするコリー。一方、心臓疾患を抱えながら入院していた少女・瞳の病状が急変するが‥‥。

主人公コリーを演じたのは、『ファントム・スレッド』『蜘蛛の巣を払う女』などで知られるルクセンブルク出身のヴィッキー・クリープス。聡明な大人の女性であると同時に、時には少女のような無邪気さや脆さをうかがわせ、孤独と向き合う繊細な心の揺らぎとそれゆえの限りない優しさを演じ切る。コリーが屋久島で運命的に出会う謎めいた青年・迅に寛一郎、さらに尾野真千子、北村一輝、永瀬正敏ら、実力派キャストが顔を揃えた。

このたび公開された特別予告映像では、『朝が来る』に主演した永作博美の「誰かを想うことはやめられない。」、『七夜待』に主演した長谷川京子の「生と死、さらには今ここにいる意味を深く考えさせられました。」とのコメントが映し出される。また、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の設計を担当した建築家の藤本壮介の「いのちは繋がっていく。その痛みと辛さと素晴らしさ。」、同閉会式に出演したアオイヤマダの「生と死の境界線が揺らいだ。私の鼓動を感じた。」とのコメントも映し出され、本作に感銘を受けた事が伺われる。

映画『たしかにあった幻』は、2026年2月6日(金)よりロードショー。

作品情報
映画『たしかにあった幻』

フランスから来日したコリーは、日本における臓器移植への理解と移植手術の普及に尽力するが、西欧とは異なる死生観や倫理観の壁は厚く、医療現場の体制の改善や意識改革は困難で無力感や所在のなさに苛まれる。また、プライベートにおいても屋久島で知り合った迅と同棲を始めるが、お互いが使う時間のズレからくるコミュニケーションの問題に心を痛めていた。そんな中、心臓疾患を抱えながら入院していた少女・瞳の病状が急変するが‥‥。

監督・脚本・編集:河瀨直美

出演:ヴィッキー・クリープス、寛一郎、尾野真千子、北村一輝、永瀬正敏、中野翠咲、中村旺士郎、土屋陽翔、吉年羽響、山村憲之介、亀田佳明、光祈、林泰文、中川龍太郎、岡本玲、松尾翠、早織、小島聖、平原テツ、利重剛、中嶋朋子

配給:ハピネットファントム・スタジオ

© CINÉFRANCE STUDIOS – KUMIE INC – TARANTULA – VIKTORIA PRODUCTIONS – PIO&CO – PROD LAB – MARIGNAN FILMS – 2025

2026年2月6日(金) ロードショー

公式サイト maboroshi-movie