THE YELLOW MONKEYのボーカル、吉井和哉に密着したドキュメンタリー、映画『みらいのうた』。この度、本作の予告映像が公開された。
1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、いまも多くの音楽ファンを魅了するロックバンドTHE YELLOW MONKEY。そのボーカル 吉井和哉のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICのボーカルEROとの出会いから始まった。当時10代だった吉井は、ベーシストとして加入。しかし、音楽性の違いなどからいつしかバンドは自然消滅。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW MONKEYを結成。EROは静岡に残り、地元で働きながらカントリーミュージックに目覚め、それぞれの音楽の道を歩みながらも、2人は交流を続けていた。しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。
吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと「URGHPOLICE時代の曲を、また一緒にやらないか？」と40年振りのセッションの約束、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始。
しかし、撮影開始から数ヶ月後、吉井が喉頭がんになっていることが発覚する。それでも吉井は、制作作業を続け、試行錯誤の中、ひたすらリハーサルのを行う日々を過ごしていたが、ある決断をする。そしてついに、スタッフ、ファンの祈りが集まった、東京ドームライブの＂復活の日＂を迎える。
さらにライブを終え約3か月後、吉井は、EROとの約束を果たしに、静岡に帰郷。URGH POLICE 以来、40年振りのセッションへ準備を進めていく。
撮影期間は3年。吉井が病を告知されてから2024年東京ドームで復活ライブまでの裏側が克明に記録され、2001年活動休止前の東京ドーム公演の「JAM」、2024年に感動的な復活を遂げた東京ドーム公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」の「バラ色の日々」「悲しきASIAN BOY」など、熱いライブパフォーマンスが映し出される。さらに、幼い頃に亡くした父の思い出、母と幼少期のエピソードに加え、旧友との交流やチバユウスケとの絆が語られる場面も。
映画『みらいのうた』は2025年12月5日(金)より全国公開。
THE YELLOW MONKEYのボーカル 吉井和哉を3年に渡って追ったドキュメンタリー映画。吉井に密着を開始した数か月後、吉井が喉頭癌になっていることが発覚。そこから予期せぬ“未来”と、これまでの人生が綴られていく。幼い頃に亡くした父のことや、幼少期の頃の思い出、14歳でのロックとの出会いなど。更に、病が発覚した後の日々や、2024年に感動的な復活を遂げた東京ドーム公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」の熱く壮絶なライブパフォーマンス、その公演までの日々が濃密に記録されている。また本作は、吉井の人生と共に、知られざる彼にとっての“ロックンロールティーチャー”の存在が明かされ、音楽のその先、ロックに魅せられた男たちの生き様が映し出されていく。
監督：エリザベス宮地
出演：吉井和哉
配給：murmur
©2025「みらいのうた」製作委員会
2025年12月5日(金) 全国公開
公式サイト mirainouta-film
