地球上で最も危険を伴う職業”のひとつと呼ばれている飽和潜水士の衝撃の実話を映画化するサバイバル・スリラー、映画『ラスト・ブレス』。この度、本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。

本作は“究極の悪夢”というべきシチュエーションにひとり取り残されたダイバーの運命と彼を救うべく極限の救出劇に挑む人々を描くサバイバル・スリラー。実際に起こった潜水事故を緻密なリサーチに基づいて映画化したトゥルー・ストーリーでもある。
物語の舞台は水深91メートルの海底。完全なる暗闇に覆われ、常人の想像が及ばない世界。本作の主人公である若き飽和潜水士は命綱を失い、海上からの酸素供給も絶たれたまま深海に置き去りにされてしまう。“生存確率ゼロ”といっても過言ではない、この絶体絶命の危機を脱する手段はあるのか。そのとき必死の救助を試みる人々は、どのように行動したのか。




監督のアレックス・パーキンソンは、2019年に発表した同名ドキュメンタリー映画で大反響を呼び、題材となった潜水事故の裏側を知り尽くしたフィルムメーカー。実際に事故が起こった船での撮影を実施するとともに、飽和潜水の作業手順や機材などの細部のリアリティーを徹底的に追求した。




経験豊富な最年長の潜水士ダンカンを演じるのは、『ラリー・フリント』『スリー・ビルボード』などで米アカデミー賞に3度ノミネートされた実績を持つウディ・ハレルソン。加えて、マーベルのスーパーヒーロー映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のタイトルロールを演じて脚光を浴びたシム・リウがストイックな潜水士のデイヴ、Netflixの人気ドラマ・シリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」への出演や、フローレンス・ピューとの交際が話題となったイギリスの若手俳優フィン・コールが絶体絶命の危機に見舞われるクリスに扮する。
映画『ラスト・ブレス』は、2025年9月26日(金)より全国ロードショー。

潜水支援船のタロス号が北海でガス・パイプラインの補修を行うため、スコットランドのアバディーン港から出航した。ところがベテランのダンカン、プロ意識の強いデイヴ、若手のクリスという3人の飽和潜水士が、水深91メートルの海底で作業を行っている最中、タロス号のコンピュータ・システムが異常をきたす非常事態が発生。制御不能となったタロス号が荒波に流されたことで、命綱が切れたクリスは深海に投げ出されてしまう。クリスの潜水服に装備された緊急ボンベの酸素は、わずか10分しかもたない。海底の潜水ベルにとどまったダンカンとデイヴ、タロス号の乗組員はあらゆる手を尽くしてクリスの救助を試みるが、それはあまりにも絶望的な時間との闘いだった‥‥。
監督:アレックス・パーキンソン
原作:ドキュメンタリー『ラスト・ブレス』(メットフィルム)
出演:ウディ・ハレルソン、シム・リウ、フィン・コール、クリフ・カーティス
配給:キノフィルムズ
©LB 2023 Limited
2025年9月26日(金) 全国ロードショー
公式サイト lastbreath