Jun 17, 2025 news

北欧の新鋭ダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督作品日本初上陸!美しい街、オスロから届く「恋」「愛」「性」にまつわる3つの”風景” 特集上映「オスロ、3つの愛の風景」

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第75回ベルリン国際映画祭で、ノルウェー映画として初めて最高賞にあたる金熊賞を受賞したダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督の『DREAMS』が、トリロジーとして制作された『LOVE』『SEX』とともに、特集上映「オスロ、3つの愛の風景」として、3作品一挙公開される。この度、本特集上映の予告映像とビジュアルが公開された。

ベストセラー小説家、図書館司書といった異色の経歴を持ちながら、長編映画デビュー作『I Belong』『Beware of Children』がノルウェー・アカデミー賞(アマンダ賞)を席巻するなど、北欧映画界ではその確かな実力が評価されてきたダーグ・ヨハン・ハウゲルード。トリロジーとして発表した『SEX』で昨年の第74回ベルリン国際映画祭にてエキュメニカル賞を含む3部門を受賞、『LOVE』では第81回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、そして『DREAMS』では今年の第75回ベルリン国際映画祭にてノルウェー映画初となる金熊賞という快挙を成し遂げた。

女性教師に恋をした17歳の少女の赤裸々な初恋手記をめぐる『DREAMS』、2人の医療従事者が様々な愛の形を模索する『LOVE』、妻子がいる男性がとある体験から”らしさ”を再考する『SEX』。3作に共通するのは、自らの心の奥底にある欲望に気づいた人々が繰り広げる、ウィットに富んだ会話の数々。これまでに刷り込まれてきた価値観と内から湧き出てくる感情を、穏やかに、時には葛藤し紐解いていく人々の姿が描き出される。

エリック・ロメールから多大な影響を受けたというハウゲルード監督が描き出す世界観には、現代社会で生きる人間の”おかしみ”がちりばめられ、さらに、日常的に使用されるフェリー、ランドマークであるオスロ市庁舎、煙突のある家々など、ノルウェーの首都・オスロならではの自然と文化が融合する美しい景色が広がり、人々の優しくささやかな営みが映し出されていく。

特集上映「オスロ、3つの愛の風景」は、2025年9月5日(金)より全国順次ロードショー。

イベント情報
特集上映「オスロ、3つの愛の風景」

第75回ベルリン国際映画祭で、ノルウェー映画で初めて最高賞・金熊賞を受賞したダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督の『DREAMS』を、トリロジーとして制作された『LOVE』『SEX』とともに3作品一挙上映。

【上映作品】
『DREAMS』 
『LOVE』 
『SEX』

監督・脚本:ダーグ・ヨハン・ハウゲルード

配給:ビターズ・エンド

©Motlys

2025年9月5日(金) Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

公式サイト bitters.co.jp/oslo3/