Apr 07, 2025 news

【独占】全編セリフなしの復讐劇! 次世代アクションスター ジョエル・キナマンが語る、ジョン・ウー監督とつくりあげたアクションの舞台裏 映画『サイレントナイト』

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ジョン・ウー監督が『ジョン・ウィック』シリーズの製作陣らとタッグを組んだ最新作、映画『サイレントナイト』。この度、本作で主演を務めるジョエル・キナマンのインタビュー映像が公開された。

監督を務めたのは、アクション映画界の名匠 ジョン・ウー。本作は、声を失った男の復讐劇ということで全編セリフはなし。アクションと映像の力だけで観客を魅了する。

この度公開されたのは、本作でギャング同士の銃撃戦に巻き込まれ目の前で愛する我が子の命を奪われて復讐に燃える主人公ブライアン・ゴッドロック役に抜擢された次世代アクションスター、ジョエル・キナマンのインタビュー映像。

キナマンは「セリフがないのが衝撃だった。ジョンが監督という時点で心は決まっていた。脚本を読むまでもなく出演したかった。今思い出しても興奮するね」と、アクション映画の名匠・ジョン・ウーの20年ぶりのハリウッド作品へのオファーに即答したことを熱く語る。

ジョン・ウー作品の中で初めて観たのは『フェイス/オフ』というキナマン。以来、大ファンだという監督との仕事については「映画界の伝説といってもいいし、天才的な監督だ。特にこういう作品で彼と組めるなんてね。」と改めて喜び、「普通の映画とは全く違っていて、多くのシーンをワンショットで撮影できた。流れが中断されることがないので、美しいシーンに仕上がった。」と本作ならではの撮影を振り返る。

そして、声を失った男の復讐劇ということで全編セリフなしの本作について「セリフがないと毎回撮影に入る前に、自分の中で感情の起伏を作り出さないといけない。いつもは感情的になるシーンだけ準備してたが、本作では全テイクで準備する必要があった。その点で求められるものが多かった」と苦労を明かした。

アクションについては「とても興味を引かれたのはアクションの描き方だ。ケンカや車の事故の経験者なら、時間の感覚がゆがむのが分かると思う。数秒が永遠のように感じるんだ。それを映画で描くのは至難の業だが、ワクワクする挑戦でもある。ジョンが本作でやりたかったのはワイドショットでの撮影だ、カットの多用には頼らない。」と名匠の手腕を称賛。

そんなアクションシーンの半分は即興だそうで「始まりと終わりは決まっていたが、その間はごちゃまぜだ。生々しくするつもりだったが、もちろん心得てたことはある。」と自信を覗かせた。

映画『サイレントナイト』は、2025年4月11日(金)より全国公開。

作品情報
映画『サイレントナイト』

幸せな一日になるはずだったクリスマス・イブのその日、ギャング同士の銃撃戦に巻き込まれた男は、目の前で愛する我が子の命を奪われる。自らも重症を負った男は、なんとか一命をとりとめたものの声帯を損傷。絶望を叫ぶ声すらも失ってしまう。声なき男の悲しみはやがて憎悪へと変わり、悪党どもへの復讐を決意するのであった。ギャング壊滅の日は次の12月24日。聖なる夜に、誰も観たことのない壮絶な復讐劇が幕を開ける。

製作・監督:ジョン・ウー

出演:ジョエル・キナマン、スコット・メスカディ、ハロルド・トレス、カタリーナ・サンディノ・モレノ

配給:クロックワークス

映倫:R15+  

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2025年4月11日(金) 新宿バルト9ほか全国公開

公式サイト klockworx.com/movies/silentnight/