『劇映画 孤独のグルメ』が、松重豊監督が目標としていた「興行収入10億円超え」をついに達成。松重監督から感謝のコメントが寄せられた。

原作:久住昌之、作画:谷口ジローによるハードボイルド・グルメ漫画を実写化した“グルメドキュメンタリードラマの金字塔”「孤独のグルメ」がなんと、劇映画化。監督・脚本・主演を務めるのは、12年にわたり、主人公 井之頭五郎を演じてきた松重豊。
そんな『劇映画 孤独のグルメ』は、今年1月10日に公開され、3月2日には、松重監督31回目の舞台挨拶となるファイナル舞台挨拶を実施。その様子は全国290館で同時生中継された。同イベントでは、ティーチインを行い、松重監督がファンからの“美味い”質問に答えた。これまでティーチインは25回実施されており、松重監督は200問以上の質問に回答。そんな松重監督を唸らせようと、SNSや会場のファンの皆様から鋭い質問が飛び出し、監督も会場も大盛り上がり。イベント最後には、ここまで駆け抜けた松重監督に向け、サプライズムービーも放映された。




そして、3月5日(水)までの公開から55日目で、興行成績10億円、観客動員数70万人を突破。1月1日にYouTubeにて生配信していた「孤独のタワーキャラバン」では、「10億行かなかったら、五郎からも、監督業からも身を引きます」と宣言していた松重監督は、この度、目標と掲げていた数字を突破したことを受けファンに向けて感謝のコメントを寄せた。
▼松重豊(監督・脚本・主演)
劇映画 孤独のグルメ」が終映間近の今日、目標興行収入10億円を突破いたしました。
多くの方に支えられてようやく辿り着きました。本当にありがとうございました。
お客様の「胃袋」だけでなく「心」も多少は掴むことができたのかなと安堵しております。
これからこの映画は韓国、台湾、シンガポール、そして香港と上映が続きます。
私は船頭としてこの航海を成功させるべく宣伝活動に邁進いたします。
日本発のこの小さな映画、アジアでの行く末を今後もどうか温かくお見守りくださいませ。
『劇映画 孤独のグルメ』は、公開中。

井之頭五郎は、かつての恋人・小雪の娘、千秋からとある依頼の連絡があり飛行機の機内で腹を減らしながらフランス・パリへ向かう。パリに到着し、空腹をいつものように満たし、千秋と共に依頼者の祖父の元へ向かうと、そこで、千秋の祖父である一郎から、「子供の頃に飲んだスープがもう一度飲みたい。食材を集めて探して欲しい。」とお願いされる。わずかな地名をヒントに、五郎も行って食材を探してみることにしたのだが‥‥。フランス、韓国、長崎、東京。究極のスープを求めて世界へ漕ぎだす五郎。しかし、スープ探しのはずが、行く先々で様々な人や事件に遭遇。次第に大きな何かに巻き込まれていく。
監督:松重豊
脚本:松重豊、田口佳宏
出演:松重豊、内田有紀、磯村勇斗、村田雄浩、ユ・ジェミョン(特別出演)、塩見三省、杏、オダギリジョー
配給:東宝
©2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会
公開中
公式サイト gekieiga-kodokunogurume