森山直太朗の、ツアー記録として撮影された映像と自身による独白をもとに再構成したドキュメンタリー、映画『素晴らしい世界は何処に』が公開される。この度、あわせて、新予告映像と新ビジュアルが公開された。
本作は、2022年から約2年間で107本に及んだ森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の映像作品をもとに、新規映像と新たな楽曲をとりいれたドキュメンタリー映画。約2年の同ツアーの旅路と、その終着点となる「両国国技館」をつづったライブ映像に加え、ツアー最中に父の死と直面した森山にフォーカスをあて、死という避けようのない事実と、そこを起点に逆流するように流れる家族の再生が描かれていく。
監督をつとめたのは、番場秀一。番場は、森山初のドキュメンタリー映画『人間の森をぬけて』に続き監督・撮影を手掛ける。
【コメント】
▼森山直太朗
ツアー『素晴らしい世界』107本の軌跡とその果てに辿り着いた両国国技館でのライブが番場秀一監督の手によってドキュメンタリー映画になりました。お客さん、そしてメンバー、スタッフみんなで作り上げた舞台やその景色が映画という形になるということ。この年齢になって卒業アルバムを受け取ったような何処か気恥ずかしく、初々しい気持ちでいっぱいです。又、この作品はツアー中に亡くなった父との別れと拭いきれない親と子のしがらみから解放されていく自分自身の心が描かれた物語でもあります。音楽の一面だけでなく、いつからか抱えてしまった言語化できない苦しみの中にいる同世代の人や親子の方にもご覧いただきたいです。いつかの日か本当の自分に再会するために、二度とない今を人は生きている。スクリーンの越しに広がる“素晴らしい世界”であなたと出会えることを心に描きながら。
▼番場秀一(監督)
ツアー映像として撮影したものが、このような形で映画となりさらには全国上映されることになって嬉しいです。この映画は、ライブを記録したドキュメンタリーではなく、家族とのつながりにも触れた映画となっており、たくさんの人の心に届く作品になっているのではないかと思います。また映像だけでなく音も素晴らしいので、ぜひ映画館でご覧になってください。
映画『素晴らしい世界は何処に』は、2025年3月28日(金)より2週間限定 全国公開。
デビュー20周年ツアー『素晴らしい世界』を巡るアーティストの森山直太朗。107本の公演をおよそ2年かけ各地を回る旅の途上、父親の死に直面する。幼少期に体験した両親の離婚、家族への愛、閉ざされた想いを胸に国内最終となる両国国技館公演を迎える。『素晴らしい世界』を探し求めて辿り着いた場所とは。
監督:番場秀一
出演:森山直太朗
配給:アスミック・エース
©2025 SETSUNA INTERNATIONAL
2025年3月28日(金) 2週間限定 全国公開