Sep 13, 2024 news

“少女版『大人は判ってくれない』”と評されたフランス映画が、47年の時を経て日本初公開 映画『ペパーミントソーダ』4K修復版

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ニューヨークタイムズ紙で“フランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』の少女版と評された”映画『ペパーミントソーダ』が、4K修復版となって、日本初公開される。この度、映画『ペパーミントソーダ』4K修復版の予告映像が公開された。

『ア・マン・イン・ラブ』『年下のひと』『サガン-悲しみよこんにちは-』などを送りだしてきた、フランス映画界における女性監督の先駆者ディアーヌ・キュリス。本作は、彼女が少女時代の体験を基に脚本を書き上げ監督したデビュー作。 公開当時フランスでは300万人を動員し、大ヒット。ルイ・デリュック賞、全米ナショナル・ボード・オブ・レビューでは外国語映画賞に輝いた。

舞台は1963年のパリ。両親が離婚し、厳しい母とパリのアパルトマンで暮らす姉妹、15歳のフレデリックと13歳のアンヌを中心に、窮屈で退屈、でもキラキラしている少女たちの姿を、鮮やかな色彩感覚を交えて描く。

本作は、製作40周年記念としてデジタル修復版がフランス・アメリカで公開され高く評価された。ウェス・アンダーソン監督も、2021年、自身の監督作品『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』の公開を記念して行われた特集上映「ウェス・アンダーソンのフレンチ・コネクション」で、お気に入りのフランス映画7作品を発表した際に『ペパーミントソーダ』をオープニング作品として選定した。

映画『ペパーミントソーダ』4K修復版は、2024年12月13日(金)より公開。

作品情報
映画『ペパーミントソーダ』

1963年、夏休みの終わり、アンヌは姉のフレデリックとボーイフレンドがビーチでいちゃついているのを横目に、1人海辺を去る。夏休み最終日、姉妹は駅で父親に見送られる。新学期初日、母親は彼女たちを学校へと送り出す。どうやらアンヌはクラス分けを心配している模様。2人は厳格な女子校リセ・ジュール・フェリー校に通っていた。ある日アンヌは姉とボーイフレンドのマルクの間で交わされた手紙を盗み見する。知ってか知らぬか姉はマルクからの手紙を親友のミュリエルに預かってもらうことにする。早速アンヌはクラスメートにはマルクが自分のボーイフレンドだと嘘をつく。最近友人たちはセックスについて興味津々で、とんでもない知識不足ながらも真面目に語り合うのだった。

監督:ディアーヌ・キュリス

出演:エレオノール・クラーワイン、オディール・ミシェル、アヌーク・フェルジャック、コリンヌ・ダクラ、ラリー・クレモン

配給:RIPPLE V

2024年12月13日(金) 渋谷ホワイトシネクイントほか公開

公式サイト ripplev.jp/peppermintsoda/