第⼆次世界⼤戦下の極限状況の中、かけがえのない信念を貫こうとした家族の感動の物語、映画『ぼくの家族と祖国の戦争』の予告映像が公開された。
終戦1ヵ⽉前、混乱に陥ったデンマークに敗⾊濃厚となったドイツを脱出した20万⼈以上もの難⺠が押し寄せて来た。当時のデンマークはナチス・ドイツの占領下に置かれており、受け⼊れを拒否する選択肢はなかった。現代を⽣きる私たちにとって⼤戦末期の知られざる歴史の1ページであるこの事実にインスパイアされ、『バーバラと⼼の巨⼈』のアンダース・ウォルター監督が感動の物語を完成させた。
1945年デンマークの市⺠⼤学。ドイツからの難⺠の受け⼊れという突然の事態に⾒舞われた学⻑ヤコブと妻リスは究極の選択を迫られていく。周囲の誰もが敵視するドイツ⼈を救うべきか否か。周囲からの目を気にして、飢えと病気に苦しむ⼦供を⾒過ごしてもいいのか。本作は、その葛藤を⾒つめ、家族が戦争という巨⼤な暴⼒に脅かされながらも、懸命に⼈間性を保とうとする姿を感動的に描く。
映画『ぼくの家族と祖国の戦争』は、2024年8⽉16⽇(金) 全国公開。
1945年デンマーク。市⺠⼤学の学⻑ヤコブは、ドイツによる占領末期に500⼈以上のドイツ⼈難⺠を受け⼊れるよう命じられ、妻のリスとともに耐え難いジレンマに直⾯する。もし⼀家が難⺠を助ければ裏切り者の烙印を押され、何もかも失う危険がある。しかしヤコブとリスが助けなければ、多くの難⺠が死に⾄る。そんな中、12歳の息⼦もドイツ難⺠の⼥の⼦と交流を持ちつつあったが彼⼥は感染病にかかってしまう。友達を救うべきか、祖国に従うべきか、家族は決断を迫られる。
監督・脚本:アンダース・ウォルター
出演:ピルー・アスベック、ラッセ・ピーター・ラーセン、カトリーヌ・グライス=ローゼンタール
配給:スターキャット
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2024年8⽉16⽇(金) 全国公開