作家・小川哲が2022年に発表した小説が映画化される。この度、映画『君のクイズ』の超特報映像とファーストルックが公開された。

原作は“クイズ”という日常的なゲームを題材にした緻密かつスリリングな展開が絶賛を浴び、第76回日本推理作家協会賞を受賞した知的エンターテインメント。
物語の始まりは、賞金1000万円を賭けて戦う生放送クイズ番組“Q‐1グランプリ”。世間が注目する1対1の早押しクイズ決勝戦、その最終問題で事件は起こる。張り詰めた空気の中、主人公・三島と争う対戦者・本庄絆は1文字も問題文が読まれてない中で早押しをしてなんと正解に導いてしまう。
監督は、『ハケンアニメ!』や、現在公開中の『沈黙の艦隊~北極海大海戦~』を手掛ける吉野耕平が務める。
【コメント】
▼小川 哲(原作)
「早押しクイズ」って、問題も文章だし解答も文章だし、実はとても小説と相性がいいのではないか――という仮説から始まった作品が、こうして映像化されることになって、原作者としても非常にワクワクしております。クイズと小説は相性がいいとはいえ、文章に移し替えることでいくつかの要素を表現しきれないのもまた事実です。解答者の表情や息遣い、ボタンを押したあとの緊張感、体の動きや細かな仕草、そしてピンポンの音。吉野監督の手によって、原作で伝えきれなかったクイズの魅力がみなさまの元へ届けられることを、今からとても楽しみにしております。
▼吉野耕平(監督)
クイズという宇宙を、言葉だけで極上のエンターテインメント小説に変換してしまった唯一無二の作品『君のクイズ』。そのあまりの面白さに、気がつけば読んだ直後に映像化への挑戦を決めてしまっていました。今思えば、もう少し立ち止まって考えてからでも良かったのかもしれません。果たしてこの小説の面白さを音と映像に再変換できるのか…?その映画化という史上最大の難問に挑むことになってしまいましたので。いくつかの幸運と無数の出会いに支えられてたどり着いた、映画『君のクイズ』。自分たちなりの一つの解答を世に送り出せる日が今から楽しみです。
映画『君のクイズ』は、2026年 全国ロードショー。

物語の始まりは、賞金1000万円を賭けて戦う生放送クイズ番組“Q‐1グランプリ”。世間が注目する1対1の早押しクイズ決勝戦、その最終問題で事件は起こる。張り詰めた空気の中、主人公・三島と争う対戦者・本庄絆は1文字も問題文が読まれてない中で早押しをしてなんと正解に導いてしまう。
監督:吉野耕平
原作:小川哲「君のクイズ」(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2026 映画『君のクイズ』製作委員会
2026年 全国ロードショー
公式サイト yourownquiz-movie