『ドラフトキング』『べー革』など、多くの傑作野球マンガを発表し、話題を呼んでいるクロマツテツロウの同名コミックがついに初の映画化、映画『野球部に花束を』。監督・脚本は 『荒川アンダーザブリッジ』 で林遣都、『虹色デイズ』 で佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星、長野五輪スキージャンプ競技を題材にした『ヒノマルソウル』では、眞栄田郷敦ら若手俳優を抜擢し、ブレイクのきっかけを作ってきた飯塚健。
この度、特報映像が公開された。
主人公の黒田鉄平(くろだてっぺい)を演じるのは、映画『天気の子』主人公・森嶋帆高役を2000人の中からオーディションで勝ち取り、一気に注目を集め、現在、公演中の舞台「千と千尋の神隠し」でハクを演じることでも話題、映画・ドラマ・舞台、ミュージックビデオと多方面に活躍の場を広げているネクストブレイク筆頭の醍醐虎汰朗。チームメイトの桧垣主圭(ひがききみよし)役には、ミュージカル「刀剣乱舞」や「テニスの王子様」など2.5次元作品で注目を集め、近年はミュージカル「ロミオ&ジュリエット」、TV「SUITS/スーツ2」(CX)など活躍の場を広げ続けている黒羽麻璃央。どう見ても堅気に見えない、コンプライアンス全無視の野球部の監督である、原田監督には、映画やドラマでの怪演ぶり、バラエティ番組で見せるマニアックな一面が際立つ髙嶋政宏が演じている。
映像には、醍醐虎汰朗演じる黒田たち一年生が、爽やかで健全な部活生活を期待し入部した途端、その理想とは真逆‥‥地獄の野球部の実態が明らかに。入部する前は「上下関係も厳しくないから」と優しかったはずの先輩も、いざ入部してみると2年生は豹変し「早く動け、こらー」とブチギレ、3年生は、小沢仁志ばりに「アンサーは『はい』のみだ」と半端ない圧をかける、そしてあまりの変わりように唖然とする一年生達。“不条理”“時代錯誤”“摩訶不思議”な野球部も、最後には肩を組み支え合う部員達の姿にまさかの感動!?果たして黒田たち一年生の野球部生活はいかに。
そして特報映像で一部聴く事が出来る主題歌は、電気グルーヴが担当。本作のために書き下ろした楽曲の「HOMEBASE」、歌詞に「HOMEBASE目指して 送りバントに専念」「HOMEBAESモヤして ボーズ頭の執念」などの野球要素がふんだんに詰まっている。
映画『野球部に花束を』は、8月11日(木・祝)より全国公開。
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平。夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。 新入生歓迎の儀式で早々に坊主に逆戻り。練習以前に、グラウンド 整備や白線引きにすら怒鳴られる日々。おまけに一目惚れした同級生は、なんと先輩の妹(手を出したら、即死)。そしてヒエラルキーの頂点に立つのは、ヤバい見た目と言動で三年生をも震え上がらせる最恐の監督。強くはない、けど別に弱小でもない。そんな中途半端な並の都立高校野球部で、助け合ったりいがみ合ったりしながらも生き延びていく黒田ら一年生。そして、恐れていたはずの“伝統”に、気がつけば自分たちも染まっていた。
監督・脚本:飯塚健
原作:クロマツテツロウ『野球部に花束を ~Knockin’ On YAKYUBU’s Door~』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
出演:醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、三浦健人、里崎智也(野球解説者)、小沢仁志、髙嶋政宏
配給:日活
©2022「野球部に花束を」製作委員会
2022年8月11日(金) 全国公開
公式サイト yakyubu-hanataba.jp