Feb 01, 2023 news

不当逮捕から無罪を勝ち取るまでに7年・・・・実話を基にした映画『Winny』緊迫感あふれる本予告映像

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東出昌大と三浦貴大がダブル主演を務め、若手監督・松本優作がメガホンをとった映画『Winny』が3月10日(金)より全国公開される。公開に先立ち、本予告映像が解禁された。

本予告映像は、ファイル共有ソフト「Winny」開発者である金子(東出昌大)が自宅で突如逮捕、勾留されるシーンから始まる。容疑は“著作権法違反幇助の疑い”。しかし、刺殺事件が起こったとして「このナイフを作った人を罪に問えるか?っつう話や」と弁護士の壇(三浦貴大)が語るように、それはあまりにも理不尽な出来事だった。

その後映し出されるのは、金子に対してのあまりにも横暴な、“警察による文書偽造強制”や“検察官からの不当な取り調べ”。そして同時に、事件に対する技術テロ情報テロとマスコミの偏向報道もどんどん加熱していく。

ソフトの開発環境を根底から破壊してしまうようなこの逮捕に対して、「戦うしかないですよ」と、金子に訴えかけ、策を練る弁護団。そして技術者の権利と未来を守るため「検察は国の未来の技術者、国⺠にこの逮捕・勾留は正しかったと胸を張って言えますか?」と検察官に対して声を限りに訴える壇。だが、一方ではそんな彼らの真剣な想いとは裏腹に、“組織のため”という大義名分をもとにした、警察内部の腐敗が進行し続けていた・・・・。7年におよぶ挑戦と戦いの記録という、緊迫感あふれる映像となっている。

作品情報
映画『Winny』

2002年、開発者・金子勇は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出、次第に社会問題へ発展していく。次々に違法アップロードした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光は、開発者金子氏逮捕の報道を受けて、急遽弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第一審では有罪判決を下されてしまう‥‥。しかし、運命の糸が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する。

監督・脚本:松本優作

出演:東出昌大、三浦貴大、皆川猿時、和田正人、木竜麻生、池田大、金子大地、阿部進之介、渋川清彦、田村泰二郎、渡辺いっけい / 吉田羊、吹越満、吉岡秀隆

配給:KDDI ナカチカ

©2023映画「Winny」製作委員会

2023年3月10日(金) TOHOシネマズほか全国公開

公式サイト winny-movie.com