Jan 10, 2024 news

『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』のタル・ベーラによる革新的傑作が4Kで蘇る 映画『ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版』

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『ニーチェの馬』を最後に56歳という若さで映画監督から引退したタル・ベーラ監督の傑作が映画『ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版』予告映像が公開された。

『ニーチェの馬』を最後に56歳という若さで映画監督から引退したタル・ベーラ。この度、日本での初劇場公開作となった『ヴェルクマイスター・ハーモニー』がKレストア版で蘇る。

ハンガリーの荒涼とした田舎町。天文学が趣味のヤーノシュは老音楽家エステルの身の回りを世話している。ある日、彼らの日常に、不穏な“石”が投げ込まれる。広場に忽然と現れた見世物の“クジラ”と、“プリンス”と名乗る扇動者の声。その声に煽られるように広場に群がる住人達。彼らの不満は沸点に達し、破壊とヴァイオレンスへと向かい始める。

2019年に初めて劇場公開された『サタンタンゴ』は大きな衝撃を持って迎えられ、2022年には『ファミリーネスト』『アウトサイダー』『ダムネーション/天罰』という初期3作品も劇場公開されるなど、日本でもいまなお熱く支持されるタル・ベーラ。

本作は、2001年にニューヨーク近代美術館(MOMA)でタル・ベーラ監督の特集上映が組まれるきっかけとなった作品で、ジム・ジャームッシュやガス・ヴァン・サントを驚愕させ、同年のヴィレッジ・ヴォイス誌が選ぶベスト・ディレクターにデヴィッド・リンチ(『マルホランド・ドライブ』)、ウォン・カーウァイ(『花様年華』)と並んで、タル・ベーラが選出されるなど、世界に衝撃を与えた。

この度公開された予告映像では、ハンガリーの田舎町に漂う不穏な空気と、そこにやって来る“巨大なクジラと扇動者プリンス”の影が映し出される。そして、タル・ベーラを信奉するジム・ジャームッシュ監督からコメント、タル・ベーラ監督からは観客を挑発するメッセージが寄せられている。

映画『ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版』は、2024年2月24日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

作品情報
映画『ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版』

ハンガリーの荒涼とした田舎町。天文学が趣味のヤーノシュは老音楽家エステルの身の回りを世話している。エステルはヴェルクマイスター音律を批判しているようだ。そんなある日、彼らの日常に、不穏な石が投げ込まれる。広場に忽然と現れた見世物のクジラと、プリンスと名乗る扇動者の声。その声に煽られるように広場に群がる住人達。彼らの不満は沸点に達し、破壊とヴァイオレンスへと向かい始める。

監督・脚本:タル・ベーラ

原作・脚本:クラスナホルカイ・ラースロー 

出演:ラルス・ルドルフ、ペーター・フィッツ、ハンナ・シグラ、デルジ・ヤーノシュ

配給:ビターズ・エンド

© Göess Film, Von Vietinghoff Filmproduktion, 13 Production

2024年2月24日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

公式サイト werckmeister