滝本憲吾が監督を務め、主演に岡山天音を迎えて贈る最新作、映画『笑いのカイブツ』の30秒予告映像とティザービジュアルが公開された。
何をするにも不器用、人間関係も不得意なツチヤタカユキ(岡山天音)の生きがいは、「レジェンド」になるためにテレビの大喜利番組にネタを投稿すること。毎日ネタを考え続けて、6年。実力が認められてお笑い劇場の作家見習いになるが、笑いだけを追求し、常識から逸脱した行動をとるツチヤは周囲から理解されずに淘汰されてしまう。自暴自棄になりながらも笑いを諦め切れず、ラジオ番組にネタを投稿する“ハガキ職人”になると、次第に注目を集め、尊敬する芸人から声が掛かるが‥‥。
原作は、Web連載で支持され、書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキによる同名私小説。笑いにのみ人生を捧げる実在の人物の痛いほどに純粋で激烈な半生を、井筒和幸、中島哲也、廣木隆一など名だたる名匠のもとで助監督を務め、本作で満を持して長編商業映画デビューを果たす滝本憲吾監督が映画化する。
主人公のツチヤを演じるのは話題作への出演が続く、岡山天音。さらに、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香と第一線で活躍する名優たちが集結する。
この度公開された30秒予告映像は、ラジオや大喜利番組へネタを投稿し続け、“伝説のハガキ職人”と呼ばれるほど「笑い」にのめり込んだツチヤのネタ投稿に対する強いこだわりの言葉から幕を開ける。一方、作家見習いとなったお笑い劇場での仲間との決裂、感情を爆発させるツチヤの姿もあり、情熱や実力だけでは上手くいかない現実にもがき苦しんでいく波乱の展開を予感させる。
映画『笑いのカイブツ』は、2024年1月5日(金)全国ロードショー。
笑いに人生を捧げるツチヤタカユキは毎日気が狂うほどにネタを考える日々を過ごしていた。念願叶ってお笑い劇場の小屋付き作家見習いになるも、愚直で不器用なツチヤは他人には理解されず淘汰されてしまう。失望していた彼を救ったのはある芸人のラジオ番組だった。番組にネタや大喜利の回答を送るハガキ職人として再びお笑いに人生をかけていた矢先、「東京に来て一緒にお笑いやろう」と憧れの芸人からラジオ番組を通して声がかかった。そんなツチヤは東京で必死に馴染もうとするが‥‥。
監督:滝本憲吾
原作:ツチヤタカユキ「笑いのカイブツ」(文春文庫刊)
出演:岡山天音、片岡礼子、松本穂香、前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、菅田将暉、仲野太賀
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会
2024年1月5日(金) テアトル新宿ほか全国ロードショー
公式サイト warai-kaibutsu