ホン・サンス監督の長編第28作目となる日本公開最新作、映画『WALK UP』の日本公開が決定、あわせてポスターと場面写真が公開された。
第74回ベルリン国際映画祭で最新作『A Traveler’s Needs』が銀熊賞を受賞し、同映画祭では通算5度目の銀熊賞受賞を果たした名匠ホン・サンス監督。端正なモノクロームの映像で紡がれた本作は、都会の一角にたたずむ地上4階・地下1階建ての小さなアパートを舞台にした人間ドラマ。
映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を志望する娘のジョンスと一緒に、インテリアデザイナーとして活躍する旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは1階がレストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、地下がヘオクの作業場になっている。3人は和やかに語り合い、ワインを酌み交わすが、仕事の連絡が入りビョンスはその場を離れる。ビョンスが戻ってくると、そこには娘のジョンスの姿はなかった。アパートの階をひとつずつ上がるごとに、いつしか物語は4つの章へと枝分かれし、ビョンスと彼を取り巻く女性たちの人間模様は予測不能な方向へとねじれていく。
映画監督ビョンスに扮するのは、ドラマ「冬のソナタ」のキム次長役で知られ、『新感染半島 ファイナル・ステージ』、Netflixドラマ『寄生獣 ―ザ・グレイ―』などで活躍するクォン・ヘヒョ。ホン・サンス作品では『それから』以来の単独主演を務めた。
さらに、韓国を代表する名優イ・ヘヨンや、ホン・サンス監督常連俳優のソン・ソンミ、チョ・ユニらが脇を固め、迷走中のビョンスの人生を揺らめかせる。
映画『WALK UP』は、2024年6月28日(金)より全国順次公開。
映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を志望する娘のジョンスと一緒に、インテリアデザイナーとして活躍する旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは1階がレストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、地下がヘオクの作業場になっている。3人は和やかに語り合い、ワインを酌み交わすが、仕事の連絡が入りビョンスはその場を離れる。ビョンスが戻ってくると、そこには娘のジョンスの姿はなかった。アパートの階をひとつずつ上がるごとに、いつしか物語は4つの章へと枝分かれし、ビョンスと彼を取り巻く女性たちの人間模様は予測不能な方向へとねじれていく。
監督・脚本・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス
出演:クォン・ヘヒョ、イ・ヘヨン、ソン・ソンミ、チョ・ユニ、パク・ミソ、シン・ソクホ
配給:ミモザフィルムズ
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2024年6月28日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、Strangerほか全国順次公開