『最強のふたり』の仏ゴーモン社が製作費30億円をかけて贈る音楽エンターテインメントの決定版。全世界トータルセールス2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞した世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにした物語、映画『ヴォイス・オブ・ラブ』。誰も知らない、過去から現在までを、彼女の大ヒット曲はもちろん、同時代の不滅の名曲たち約30曲に乗せて大迫力のライブシーンで描き出す。
監督と脚本、さらに主演を務めたのはフランスが誇る国民的スター、ヴァレリー・ルメルシエ。セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、14人兄弟の末っ子として生まれたひとりの少女が、スターへと成長していく姿を通し、ユーモアとフィクションを交えながら、彼女の半生を忠実に再現。スターダムを駆け上がる中での不安や孤独、後に夫となるプロデューサーとの一途な愛、彼女を支え続けた家族との絆‥‥小さな田舎町から世界へと羽ばたいたディーヴァの旅が明かされる。
そんな本作にとって重要なシーンとなるライブパートで歌唱を担ったのは、11歳の頃からフランスで活躍中の若手歌手ヴィクトリア・シオ。世界中から選ばれた50人のトップアーティストたちによるオーディションを勝ち抜き、圧倒的な歌唱力とその表現力で、セリーヌ本人と見紛う歌声を披露し、名曲の数々を映画の世界観にあわせて絶妙にカバーした。
公開された特別映像では、劇中のライブシーンと歌声がいかにして作り上げられていったのか、その制作秘話が明かされている。満場一致で選ばれたヴィクトリアは「アリーヌの人物像とセリーヌの楽曲を合致させないといけなかった。セリーヌの重厚な歌声より柔らかく仕上げて映画に合わせた。力強さが求められた箇所もある。」と、当時を振り返っており、ただ歌を歌うだけでは成立しないこの大役に苦戦したそう。ただ歌を歌うだけでは成立しないこの大役に苦戦したそう。
ヴァレリーは「1曲歌うたびにストーリーが展開します。母のため、息子のため、愛する人のための歌があり、張りのない疲れた声で歌う曲もある。ヴィクトリアはどんな曲も歌えた。」と彼女の表現力を絶賛。制作過程ではヴァレリーが常につきそい、アリーヌの感情を吹き込んだそうで、映像内では、ブースで曲を歌い上げるヴィクトリアの姿や、ヴァレリー、ヴィクトリアが二人揃ってピアノの前で歌を歌い、時には笑いながら、時には真剣に話し合いながら、楽曲を作り上げる姿が切り取られている。
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』は、12月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行公開。12月31日(金)より全国公開。
カナダの小さな田舎町に暮らす音楽好きの一家に、14人兄弟の末っ子として生まれたアリーヌ。彼女の特別な歌の才能に気づいた地元の名プロデューサー、ギィ=クロードは奇跡の原石を大切に育て、12歳でデビューして以降、アリーヌは世界的歌姫へと成長していく。それは、自分を見いだしてくれたギィ=クロードとの真実の愛と出会う旅でもあった。スターダムを駆け上がる中での不安や孤独 、愛する家族との別れ、才能を見出してくれたプロデューサーとの26歳差の大恋愛など、数々の困難を乗り越えて世界へ羽ばたいた世紀の歌姫の波乱の人生がいま、明かされる。
監督・脚本:ヴァレリー・ルメルシエ
出演:ヴァレリー・ルメルシエ、シルヴァン・マルセル、ダニエル・フィショウ、ロック・ラフォーチュン、アントワーヌ・ヴェジナ他
配給:セテラ・インターナショナル
©︎Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
12月31日(金) 全国公開 / ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷では12月24日(金)より先行公開