Dec 21, 2021 news

映画『ヴォイス・オブ・ラブ』12歳から50歳までを1人で演じた主演のヴァレリーが特別映像で役作りを語る

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世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにした物語、映画『ヴォイス・オブ・ラブ』。本作は、全世界トータルセールス2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞したセリーヌ・ディオンの半生をはじめて映画化。誰も知らない、過去から現在までを、彼女の大ヒット曲はもちろん、同時代の不滅の名曲たち約30曲に乗せて大迫力のライブシーンで描き出した。監督と脚本、さらに主演を務めたのはフランスが誇る国民的スター、ヴァレリー・ルメルシエ。セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、14人兄弟の末っ子として生まれたひとりの少女が、スターへと成長していく姿を通し、ユーモアとフィクションを交えながら、彼女の半生を忠実に再現した。

この度、ヴァレリー・ルメルシエが徹底的な役作りのこだわりを明かす特別映像が公開された。

本作では、セリーヌをモデルとした少女・アリーヌが主人公として描かれ、彼女の12歳から50歳までの人生を映し出している。歌手を夢見た少女時代、デビュー以降順調に歌手としての道を歩み始めたティーン時代、大人になり初恋を実らせ26歳差で電撃結婚、子育てや仕事に邁進する歌姫としての姿や、夫を失い孤独に苦しむ一人の女性としての姿など、劇中のあらゆる年代のアリーヌをヴァレリー・ルメルシエがたった一人で演じ上げた。

ヴァレリーは、1,300万⼈の動員記録を誇ったコメディ映画『おかしなおかしな訪問者』(93)の演技でセザール賞助演⼥優賞に輝いたほか、『モンテーニュ通りのカフェ』(08)で⼆度⽬のセザール賞助演⼥優賞を受賞するなど、フランスでは知らない人はいない大スター。監督としても今作を含めて6作品の脚本・主演を兼任している才能溢れる女性であり、映画以外にも舞台やバラエティで活躍し、その中では本作のように子供自体の役柄を演じることも多いそう。

今回、少女時代のアリーヌを演じるにあたり、「小柄に見せるために顔を大きくして肩幅や腰回りを削りました。そして顔を若返らせる」と現場では様々な工夫を施して役作りに挑んだそう。さらに「午前中は10歳で昼からは50歳。バストが膨らんだり縮んだり‥‥すべてが変幻自在で楽しかった。別人になるのが役者ですから」と撮影を振り返っている。

その他にも、「私の鼻を複製して共演者たちに装着しました。兄弟姉妹の顔を似せるためです。耳は横に突き出るようにしました」と、14人兄弟の末っ子を演じる上でのユニークな試みや、セリーヌのステージを再現するための肉体改造やダンスレッスンをはじめ、膨大な衣装についてのこだわりをコメント。本作にかける並々ならぬ情熱が伝わってくる。

平凡な少女が努力を積み重ねて大スターとなる爽快なサクセスストーリーと感動の映画『ヴォイス・オブ・ラブ』は12月24日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷にて全国公開。

作品情報
映画『ヴォイス・オブ・ラブ』

カナダの小さな田舎町に暮らす音楽好きの一家に、14人兄弟の末っ子として生まれたアリーヌ。彼女の特別な歌の才能に気づいた地元の名プロデューサー、ギィ=クロードは奇跡の原石を大切に育て、12歳でデビューして以降、アリーヌは世界的歌姫へと成長していく。それは、自分を見いだしてくれたギィ=クロードとの真実の愛と出会う旅でもあった。スターダムを駆け上がる中での不安や孤独 、愛する家族との別れ、才能を見出してくれたプロデューサーとの26歳差の大恋愛など、数々の困難を乗り越えて世界へ羽ばたいた世紀の歌姫の波乱の人生がいま、明かされる。

監督・脚本:ヴァレリー・ルメルシエ

出演:ヴァレリー・ルメルシエ、シルヴァン・マルセル、ダニエル・フィショウ、ロック・ラフォーチュン、アントワーヌ・ヴェジナ他

配給:セテラ・インターナショナル 

©︎Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga

2021年12月24日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷にて全国公開

公式サイト cetera.co.jp/voiceoflove/