黒柳徹子の世界的ベストセラー作品をアニメーション映画化する、映画『窓ぎわのトットちゃん』。この度、本作の特報映像とティザービジュアルが公開された。主人公、トットちゃん役を務めるのは、大野りりあな。
女優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使などあらゆる顔を持ち、愛らしい人柄が幅広い世代から支持を集める黒柳徹子。そんな彼女が今から約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に描いた「窓ぎわのトットちゃん」は、1981年に出版され日本での累計発行部数800万部を突破、さらに世界各国でも中国語、英語、フランス語、ヘブライ語など20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破している。
物語は、何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃんが、落ち着きがないことを理由に、通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在した「トモエ学園」に転校することから始まる。
個性的なトットちゃんのおちゃめな日常生活。当時としては珍しい、子どもの自主性を重んじる教育を掲げた「トモエ学園」のユニークな校風。さらに恩師となる小林校長先生や友人たちとの出会いなど、誰もが「こんな学校に通ってみたかった!」と思わずにはいられない、数々のエピソードが多くの読者に支持されている。
そしてこの度、本作でトットちゃんを演じるキャストが決定した。オーディションを勝ち抜き、トットちゃん役に抜擢されたのは、現在7歳の大野りりあな。「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」やテレビCMなどにも出演する大野は、その愛らしい雰囲気と大人顔負けの対応力でも注目される。
大野は「年長さんの時に将来、女優やアナウンサーの道に進みたいと思いました。でも、成功するかどうか不安だった5歳の時、お母さんが徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」の本を買って読んでくれました。「こうやって勇気を出して成功している人がいるんだな」と思い、勇気をもらったので本当に感謝しています。友達関係のことや色んなことが書いてあって、おもしろいし感動するところがとっても大好きです。」と語る。
そんな大野は、初めてアフレコに挑戦した際にサプライズで黒柳と初対面を果たし、「夢かと思って自分のほっぺをビンタしてみたら本当に痛くって‥‥。「やっぱり夢じゃないの!?」と思ったら、震えちゃうくらいびっくりして。でも憧れの徹子さんに会えたのが本当に嬉しくて、今にも泣きそうなくらいです!」と喜んだ。
黒柳も「小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです。」と大野が演じる“トットちゃん”に太鼓判を押す。
【コメント】
▼大野りりあな
年長さんの時に将来、女優やアナウンサーの道に進みたいと思いました。でも、成功するかどうか不安だった5歳の時、お母さんが徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」の本を買って読んでくれました。
「こうやって勇気を出して成功している人がいるんだな」と思い、勇気をもらったので本当に感謝しています。友達関係のことや色んなことが書いてあって、おもしろいし感動するところがとっても大好きです。徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」が私を勇気づけてくれたみたいに、笑顔と勇気と感動を届けられるような映画にできるように頑張ります!
▼黒柳徹子
りりあなちゃんも本を読んでくださったようで、時代や年齢を越えて愛して頂けることは思いがけなかったので驚きました。彼女がトットちゃんを演じている声を聞いた時に、小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです。
彼女はもうトットちゃんのようなので、アドバイスの必要はないと思います。元気にやってくだされば大丈夫。
映画『窓ぎわのトットちゃん』は、2023年12月8日(金)より全国ロードショー。
落ち着きがないことを理由に、小学校を退学になってしまったトットちゃん。新しく通うことになったトモエ学園の校長先生は、出会ったばかりのトットちゃんに優しく語りかけた。「君は、ほうとうは、いい子なんだよ。」トットちゃんの元気いっぱい、すべてが初めてだらけの日々が始まる。
監督:八鍬新之介
原作:「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子 著/講談社 刊)
出演:大野りりあな 他
配給:東宝
© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年12月8日(金) 全国東宝系ロードショー
公式サイト tottochan-movie.jp