昨年の第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて『PLAN 75』や『Rodeo ロデオ』などを抑えて見事グランプリに輝いたフランス映画『最悪な子どもたち』の予告映像が公開された。
本作は、キャスティングディレクターや演技コーチの経歴をもつ監督ふたり(リーズ・アコカ&ロマーヌ・ゲレ)の長編デビュー作。オーディションで数千人の子どもたちと向き合った経験をもとに、現実とフィクションを行き来する演技未経験の子どもたちの奇跡をの瞬間捉えた。
ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれる。選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、そして 出所したばかりのジェシーの4人のティーンエイジャーたち。出来上がったシナリオは、彼ら自身をモデルにした物語だった。
なぜ問題児ばかりが主役なのか? 監督の狙いとは? 住民たちが訝しむなか、波乱に満ちた撮影が始まり、予想外の展開が訪れる。
映画に登場する主人公の4人は、実際に映画の舞台となる北フランスの撮影地近くの学校や児童養護施設でのオーディションで選ばれた演技未経験の子どもたち。子どもたち感情を露にしていいんだよ、と伝える映画監督に対して、「僕は泣かない」と言い張る主人公のライアン。果たして、映画の中で彼はどのような表情を見せるのか。
映画 『最悪な子どもたち』は、2023年12月9日(土)より全国順次ロードショー。
ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれることから始まる物語。選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、そして 出所したばかりのジェシーの4人のティーンエイジャーたち。出来上がったシナリオは、彼ら自身をモデルにした物語だった。なぜ問題児ばかりが主役なのか? 監督の狙いとは?住民たちが訝しむなか、波乱に満ちた撮影が始まり、予想外の展開が訪れる。「映画の登場人物」を演じることで「自分自身」と向き合うことになったライアンたち。はじめての体験に格闘し、違う世界に飛びこむことで、彼らのなかの何かが少しずつ変わっていく。
監督:リーズ・アコカ、ロマーヌ・ゲレ
出演:マロリー・ワネック、ティメオ・マオー、ヨハン・ヘルデンベルグ、ロイック・ペッシュ、メリーナ・ファンデルプランケ
配給:マジックアワー
©Eric DUMONT – Les Films Velvet
2023年12月9日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
公式サイト theworstones