May 10, 2023 news

福士蒼汰×松本まりかW主演 吉田修一の衝撃作を大森立嗣が映画化 映画『湖の女たち』

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吉田修一による“現代の黙示録”とも言うべき長編ミステリー「湖の女たち」が、大森立嗣監督によって映画化される。主演は福士蒼汰と松本まりか。

原作は『悪人』『怒り』を超える愛の衝撃作とも言われる吉田修一の「湖の女たち」。監督・脚本を務めるのは『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣。日本映画では48年ぶりとなった第35回モスクワ国際映画祭での審査員特別賞をはじめ、数々の国内賞を受賞した映画『さよなら渓谷』以来、2度目となる吉田修一作品の映画化に挑む。

主演は、琵琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた事件を追う刑事・濱中圭介役に福士蒼汰。事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役に松本まりか。映画やドラマなどで活躍する2人は初共演となる本作で、事件が袋小路に入り込むにつれ、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑んだ。

撮影を振り返り、福士は「今まで経験したことのない役柄だったので、僕にとって非常に大きな挑戦であり、役者人生におけるターニングポイントと呼べる作品となったと自負しています」とコメント。松本まりかは「あの強烈な映画体験は、生涯この身体から離れることはないでしょう」と、その挑戦的な役どころに全身全霊で向き合ったことを語った。

本作は2022年10月から2023年2月にかけて琵琶湖周辺を中心にオールロケによって撮影され、4月に完成した。

映画『湖の女たち』は、2024年初夏より全国公開。