Jul 07, 2022 news

“親ガチャ”なんて関係ない!世界で絶賛された教育プログラムを誕生させた男の実話 映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』予告映像が公開

A A
SHARE

世界で絶賛されたインドの教育プログラム誕生に情熱を捧げた男の奇跡の実話、映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』。貧困に夢を奪われながらも、世界を変えようと奮闘する一人の男の情熱と、劣悪な環境でも諦めない30人の生徒たちの学ぶことへの喜びをエンタテイメント性豊かに描きながら、やがて学ぶ権利の本質、身分制度と格差社会の問題を浮き彫りにしていく本作。

この度、予告映像が公開された。

意欲と能力があっても、貧しさゆえに学ぶ権利が奪われ、格差社会の壁に苦しむ子供たち。旧来の身分制度によって「王の子供だけが王になれる」という考えが今も残るインドだが、それは、“親ガチャ”という言葉が流行して、国会にも取り上げられるほど格差が進行する日本の姿にも重なる世界的な問題だ。運営資金が底をつき、空腹に苦しみ、マフィアに襲撃されながらも、型破りな授業を続けるアーナンドと30人の生徒たち。劣等感を持つ生徒に「もう王の子供は王じゃない。王になるのは能力ある者だ」と語り、自信を持たせ、一緒に夢を実現しようとするアーナンドの姿は、世界を変える希望を与えてくれる。

出演は、世界で最もハンサムな男性ランキング”で 上位となった インド映画界のイケメンスター、リティク・ローシャン。これまでの作品で見せてきたスターオーラを消し去って、実在の人物であるアーナンド・クマールをリアルに演じている。

予告映像では、アーナンド・クマールの 私塾“スーパー30(サーティ)”に集まった子供30人への熱血指導からはじまる。ボロボロの学び舎で「心で数式を書け」と話すアーナンド は、自信も天才的な数学の頭脳を持ちながら貧しい生まれのためケンブリッジ大学への留学を諦めた。こんな悔しさを子供たちには味合わせたくないと、「貧しい子供に無料で教えます」と掲げ、全国の貧しい家庭から優秀な頭脳を持つ30人を選抜。無償で食事と寮と教育を与え、「時が来たら誰よりも高く飛べ!」という教えと共に最高学府 IIT (インド工科大学)を目指す。しかし順調なことばかりではなかった。経営が苦しく生徒たちにご飯を与えることもできない毎日に悩むアーナンドだったが、その強い意志に答えるかのように、徐々に生徒たちの力も向上していく。

映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』は、9月23日(金)より全国公開。

・ ・ ・

※スーパー30(サーティ)とは:
2003年、インドの片田舎で始まった教育プログラムが全世界の賞賛を浴びた。天才的な数学の頭脳を持ちながら、貧しい生まれのためケンブリッジ大学への留学を諦めたアーナンド・クマールが始めた私塾“スーパー 30”。全国の貧しい家庭から優秀な頭脳を持つ30人を選抜して、無償で食事と寮と教育を与えるというこのプログラムは、開始した年から、世界三大難関の一つと言われるインド最高峰の理系大学、 IIT (インド工科大学)へ塾生を送り込むという快挙を成し遂げた。その後、毎年20人前後が IIT に合格。 2008年から3年にわたって30人全てを合格させて、いまも続いているこのプロジェクトに、世界中のマスコミが注目して、絶賛の声が寄せられた。

作品情報
映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』

世界で絶賛されたインドの教育プログラム“スーパー30(サーティ)”誕生に情熱を捧げた男の奇跡の実話。貧困に夢を奪われながらも、世界を変えようと奮闘する一人の男の情熱と、劣悪な環境でも諦めない30人の生徒たちの学ぶことへの喜びをエンタテイメント性豊かに描きながら、やがて学ぶ権利の本質、身分制度と格差社会の問題を浮き彫りにしていく。

監督:ヴィカース・バハル

出演:リティク・ローシャン、ムルナール・タークル、アーディティヤ・シュリーワースタウ、パンカジ・トリパーティ

配給:SPACEBOX

©Phantom Films, N&G Ent, Reliance Ent, HRX Films.

2022年9月23日(金) 全国公開

公式サイト spaceboxjapan.jp/super30