Apr 14, 2022 news

ザ・ローリング・ストーンズ結成60年記念&チャーリー・ワッツ追悼 史上最大の失われたロックン・ロール映画が日本初公開

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今年2022年、7月12日に結成60周年を迎えるザ・ローリング・ストーンズ。この世界で最も偉大なロックン・ロール・バンドを祝福するとともに、昨年8月24日に80歳で亡くなった不動のドラマー、チャーリー・ワッツを追悼し、『ロックン・ロール・サーカス 4Kレストア版』、『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン 2Kレストア版』が8月5日(金)に全国公開される。

ストーンズ自ら企画したということでも記念碑的なこの2作品。このたび予告映像が公開された。

今回、公開された予告映像の内容を一部紹介する。
『ロックン・ロール・サーカス』では、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズらが、この時だけのために組んだバンド、ザ・ダーティ・マックの演奏、「悪魔を憐れむ歌」を歌うミック・ジャガーが圧巻のパフォーマンスを繰り広げる映像をフィーチャー。
『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』では、全英全米ナンバーワンになったばかりの「サティスファクション」を中心とした演奏シーンやミックとキースがくつろいで曲作りをするオフショットシーンなどが盛り込まれている。

1968年に撮影されながら諸事情で、1996年までの28年間、封印されたままだった『ロックン・ロール・サーカス』。この伝説的作品は今回が日本初の劇場公開となる。チャーリー・ワッツの名を冠した『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』は、1965年のアイルランド・ツアーを追った、ストーンズ初の公式撮影フィルム。未編集未発表だった映像を加え、90,000を超えるフレームを手作業で修正再編集した2012年2Kレストア版の正式な劇場公開は、これまた日本初となる。

若き伝説たちとロックン・ロールの輝ける青春時代を彷彿させる2作品。
1960年代後半における何でもありの時代。そこに集まった才能たちによる夢の祭典が、時を超えて、この夏、日本にやってくる。いまから劇場ロック・フェスが待ち遠しい。

作品情報
映画『ロックン・ロール・サーカス 4Kレストア版』

「ロックン・ロールとサーカスの融合」を目指してローリング・ストーンズが企画・製作し彼らがホスト役も務めたライヴイベントの撮影は、スウィンギング・ロンドンの真っただ中1968年の12月の2日間で行われた。ストーンズは最高傑作アルバム『ベガーズ・バンケット』を出したばかりで、本作における「悪魔を憐れむ歌」のジャガーのパフォーマンスはバンド史上でも傑出している。ジョン・レノンがエリック・クラプトン、 キース・リチャーズらと組んだ、この時だけのためのバンド、ザ・ダーティ・マックは、レノンがビートルズ以外のメンバーと組んで初めて行ったライヴ。また、ストーンズのリーダーだったブライアン・ジョーンズはこの撮影の半年後に27歳で亡くなり、これがストーンズとしての最後のパフォーマンスとなった。

監督:マイケル・リンゼイ=ホッグ

出演:ザ・ローリング・ストーンズ、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ザ・フー、マリアンヌ・フェイスフル、オノ・ヨーコ、ジェスロ・タル、タジ・マハール他

応援 : JOURNAL STANDARD / OPAQUE.CLIP

配給:オンリー・ハーツ

©2019 ABKCO Films

2022年8月5日(金)より全国公開

公式サイト circus-charlie.onlyhearts.co.jp

『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン 2K レストア版』

1965年9月3~4日のアイルランド・ツアーを追ったドキュメンタリーで、ストーンズ初の公式フィルム。2011年に新たに発掘された未編集未発表のステージ映像など、全体の半分以上を加えて再編集された2012年版が本作。「サティスファクション」で全英全米No.1を獲得し、勢いにのる若きストーンズの熱狂のステージとともに、彼らが世界的なスーパースターとなる直前のツアー中の飾らないオフショットやインタビューなどが収められている。同じ65 年にボブ・ディランのイギリス・ツアーを追いかけた D.A.ペネベイカー監督の『ドント・ルック・バック』と並ぶ、時代を画した傑作ライヴ・ドキュメンタリー。

監督:ピーター・ホワイトヘッド

出演:ザ・ローリング・ストーンズ

応援 : JOURNAL STANDARD / OPAQUE.CLIP

配給:オンリー・ハーツ

©2012 Because Entertainment, Inc/ABKCO Films

2022年8月5日(金)より全国公開

公式サイト circus-charlie.onlyhearts.co.jp