『THE BATMAN−ザ・バットマン−』(22)、『ジョーカー』(19)など数々の大ヒット作を生み出してきたDC最新作は、大人の事情を理解できない“見た目はオトナ、中身はコドモ”の半人前スーパーヒーローと、神々との闘いを描く青春アクション・アドベンチャー、映画『シャザム!~神々の怒り~』。本作の全国劇場公開が、今冬に決定。そしてアメリカ・サンディエゴで開催されたサンディエゴ・コミコン2022にて、神々の怒りの一端を垣間見ることができる特報映像が全世界に向けて解禁された。
古代の魔術師から6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授けられた現代に生きるビリー少年が魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」を唱えると、“見た目はオトナ、中身はコドモ”のスーパーヒーローに大変身。そんな半人前ヒーローのシャザムは大人の事情が理解できず、神々を怒らせてしまい、“神の娘たち”が巨大モンスターを引き連れて地球に襲来。未曾有の危機を前に、頼れるのは‥‥?
主人公シャザム役のザッカリー・リーヴァイ、ビリー役のアッシャー・エンジェル、フレディ役のジャック・ディラン・グレイザーら前作からの主要キャストが続投。さらに、アトラスの娘へスペラを『クィーン』(06)のアカデミー賞女優ヘレン・ミレン、カリプソを『キル・ビル』(03〜04)のルーシー・リューという二大女優が演じ、『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)のマリア役でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した新鋭レイチェル・ゼグラーもキャストに名を連ねる。監督は『シャザム!』に引き続きデイビッド・F・サンドバーグが務める。
7月21日から24日にかけて、コロナ禍以降3年ぶりに観客を入れて開催されたコミコン。一番賑わう週末23日のホールHでは本作のプレゼンテーションが実施され、主演のザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ルーシー・リュー、そして監督を務めるデイビッド・F・サンドバーグが登場。
ザッカリーは、最新作について「超人的な力をどう使いこなすかということだけでなく、スーパーヒーローとしての自分と普段の自分という2つのアイデンティティの間でどう折り合いをつけるか、という問題に直面する。そんな展開は、皆が共感できる、興味深くて、より現実的な側面をシャザムという物語のアークに与えてくれていると思う」と主人公のビリーが思春期ならではの悩みを抱える様子も作品の重要なポイントとなることを教えてくれた。
その後、会場内で世界解禁された特報映像は、ザッカリーの言葉通り、ヒーローとしての自身のあり方に悩みながらも世界を守るために新たな敵と戦うシャザムの様子が印象的な映像となっている他、ドラゴンが登場するなど前作よりも一層パワーアップした迫力のアクションシーンもあり、会場でいち早くその映像を見た6500人の観客たちからは大きな歓声と拍手が上がった。
特報映像は、見た目はオトナ、中身はコドモの半人前ヒーロー・シャザムことビリーが、シャザムの姿に変身したまま、小児科医に向かって自分がヒーローとして未熟で、バットマンやアクアマン、フラッシュなどの他のDCヒーローと自分を比較して、この力に見合わないという悩みを告白するシーンから始まる。また、ビリーと一緒にグループホームで暮らす他の5人の子供たちも、魔術師からビリーと同じスーパーパワーを授かり、みんな好き勝手にやって困っているという思春期らしい家族への悩みも吐露している。
続いて、魔術師から神の娘たちがやって来るという話を聞かされたビリー。「力を返してもらおう」と襲い来る神の娘たちに、家族の力で立ち向かおうとするビリーだったが‥‥。やがて、巨大なドラゴンが街を破壊し始め、自分の手には負えないと嘆くビリーだが、大切な家族を守るため、そして世界を救うため敵に立ち向かっていく。神々の怒りに触れてしまったビリーの運命はどうなっていくのか?
映画『シャザム!~神々の怒り~』は、2022年冬に全国公開。
「バットマン」シリーズ、『ジョーカー』のDCユニバース最新作は、共感度120%の痛快青春アクション・アドベンチャー。大人の事情を理解できない“見た目はオトナ、中身はコドモ”の半人前ヒーローのシャザムが、神々を怒らせてしまった‥‥⁉復讐に燃える“神の娘たち”が巨大モンスターを引き連れて地球に降臨。未曾有の危機を前に、頼れるのは?神々の力を宿すシャザムvs神の娘たち。神様だらけの最強バトルが開幕する。
監督:デイビッド・F・サンドバーグ
出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ジャイモン・フンスー、レイチェル・ゼグラー、ルーシー・リュー、ヘレン・ミレン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2022年冬 全国公開