1960年9月20日に開業した映画館「丸の内TOEI」のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトの一環として、映画『ビー・バップ・ハイスクール』で主人公の一人を演じた仲村トオルが登壇、舞台挨拶イベントが開催されることが発表された。
「ビー・バップ・ハイスクール」は1983年から2003年まで「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載されたきうちかずひろの漫画作品で、ツッパリ留年高校生コンビのヒロシとトオルが喧嘩や恋に明け暮れる姿が描かれた。
主人公の二人は喧嘩にめっぽう強いものの向かうところ敵無しというわけではなく、お茶目な一面も持ち合わせた不良高校生。そんな彼らの日常風景を等身大に描く作風が当時の中高生を中心に人気を博した。
そんな大人気コミックスが1985年に仲村トオルと清水宏次朗のW主演により映画化されると大ヒットを記録。1988年まで全6作品が制作される大人気シリーズとなった。
この度、そんな伝説的作品から、主人公の一人、トオルを演じた仲村トオルの登壇による舞台挨拶イベントが決定。俳優を目指していたわけではなく、大学生時分にたまたま書店で見かけた雑誌に掲載されていた「映画の出演男性2名募集」の告知を見て、夏休みのバイト先を見つける感覚で履歴書を送ったという仲村。俳優デビュー作であり、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞作でもある本作に対する思い入れや当時の思い出トークが聞けることを期待したい。
「さよなら 丸の内TOEI」は、2025年5月9日(金)から7月27日(日)まで開催。(舞台挨拶についての日時・チケット発売情報等の詳細は劇場HPをご確認ください)
往年の名作から最新作まで80タイトル以上を特集上映。そのほか、各種関連イベントが予定されている。
上映劇場：丸の内TOEI
提供：東映株式会社
Ⓒ1985 東映 セントラル・アーツ
2025年5月9日(金)から7月27日(日) 開催
