Jul 15, 2020 news

キンプリ永瀬、青春の思い出は千葉の海にあり 『弱虫ペダル』キックオフイベント

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第226回


King & Princeの永瀬廉が、7月14日に都内で行われた『弱虫ペダル』のキックオフイベントに出席した。

(C)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店) 2008

主人公の小野田坂道を演じた永瀬は、劇中に登場するママチャリに乗り颯爽と会場に姿を現すと、今回初挑戦した自転車競技について「撮影は、もうやるしかないって気持ちでしたね。暑かったり、寒かったり、風が強かったり、そういうのが相まって撮影していたので、限界のその先を行っていた気がします」と回顧。

坂道の同級生・今泉俊輔を演じた伊藤健太郎も「体力どうこうっていうよりも、全部気持ちでしたね。苦しい顔だったり、しんどい顔だったり、もはや芝居の域を超えたかなと。それがこの作品の一番の魅力にもなっているので、観る人は何度も手に汗握ると思います」と、作品の出来に自信をのぞかせていた。

(C)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店) 2008

そんな過酷な自転車競技に挑む男性陣を温かく見守っていたのが、マネージャー・寒咲幹役の橋本環奈。「実際に近くで見ていて「こんなにも過酷なんだぁ」って思いました。私としては何かサポートをしたということは特になかったです」と謙遜していたが、「男性が多い現場だったので、環奈ちゃんがいると和みましたし、テンションが上がったりしていました」と橋本の存在に感謝する永瀬だった。

(C)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店) 2008

また、青春のエピソードを聞かれ、永瀬が「高校生の頃、男3人で千葉の海辺に行き、レジャーシートで雑魚寝しながら朝まで過ごしていました。僕の中では青春でしたね」と明かすと、伊藤も「廉くんに似てるんですが」と同調しながら、「18歳くらいの免許取りたての頃に、親友と車で海へ行きましたね。ぷら〜っと海だけを見て帰ったんですが、今思い返すとそれが青春だったんだなぁって思います」と、当時を懐かしがっていた。

(C)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店) 2008

さらに、永瀬と伊藤は、雨により撮影が午前中だけで終わってしまった日に、鳴子章吉役の坂東龍汰と3人で(ロケ地・三重県にある)猿田彦神社を訪れたそうなのだが、そこで引いた恋みくじの話について花を咲かせると、「俺は大吉でした」と勝ち誇る永瀬に、「俺は小吉です」としょんぼりする坂東。そして「俺は坂東くんよりは良かった気がする(笑)」とニンマリする伊藤だった。

イベントにはその他、三木康一郎監督、出演の竜星涼、栁俊太郎、菅原健が出席した。

作品情報
弱虫ペダル
映画『弱虫ペダル』

『弱虫ペダル』(松竹配給)は、コミックス累計発行部数2500万部を突破しアニメや舞台も人気の、渡辺航による青春スポーツ漫画「弱虫ペダル」初の実写映画化。

監督:三木康一郎
脚本:三木康一郎、板谷里乃
出演:永瀬廉、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健、井上瑞稀、皆川猿時  ほか

8月14日(金)より全国公開

(C)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店) 2008

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/yowapeda-eiga/

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。