Mar 30, 2018 news

佐藤健、『亜人』に続き『いぬやしき』でもストイックに肉体改造!

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第204回

俳優の佐藤健が、3月29日にグランドオープンしたTOHOシネマズ日比谷にて行われた、映画『いぬやしき』の完成披露試写会舞台挨拶に登壇した。

“東京ミッドタウン大好きっ子”という佐藤は、「早く買い物したいです」と、出来立てホヤホヤの東京ミッドタウン日比谷にウズウズすると、春から新しく始めたいこととして、「ここ何年かファンサービスが全然できていないので、今年は初心に戻ってファンのために何かできたらなと思っています」と宣言していた。

また、『亜人』に続き、再びストイックに肉体改造を施した佐藤。機械の体を手に入れ己を神と称し、日本国民を滅亡へと追い込む【獅子神皓】役として臨んだ本作については「個人的に言えば、お芝居に関して反省点があったりして恥ずかしいんですが、VFXのレベルに衝撃を受けました。日本映画のVFXもここまで来たかと思いましたね」と驚愕していた。

さらに、現場の待ち時間には、主演の木梨憲武(【犬屋敷壱郎】役)が“店”を開き、焼き鳥やカレー、餅に豚汁など様々な炊き出しを行っていたそうなのだが、ストイックな佐藤はそこでも自らに“制限”を課し、「焼き鳥の鳥だけ食べられました。餅も食べたかったんですけど我慢しました」と吐露。木梨も「この方はタンパク質やカロリーなどをきちんと計算されていて、弁当とかも食べなかったんですよね。鳥だけは食べてくれましたけど」と、その姿勢には舌を巻いていた。

そんな佐藤を崇拝していたのが、皓の親友【安堂直行】役の本郷奏多。MCからの質問にも「それは個人情報になるので控えさせて頂きます」と、回答を拒否していた本郷だったが、佐藤に関しては「『るろうに剣心』も好きですし、佐藤さんの映画は全部好きです。佐藤さんはすごく技術力があるので、佐藤さんの次回作があったらすぐに観に行きたいです」と熱く語り、“佐藤さん”を連呼する本郷だった。

舞台挨拶にはその他、佐藤信介監督、出演の三吉彩花が登壇した。

映画『いぬやしき』(東宝配給)

映画『いぬやしき』(東宝配給)は、定年を目前に控えた初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎が、末期がんの余命宣告を受け虚無感に襲われも、謎の事故に巻き込まれて機械の体に生まれ変わる姿を描いた、人気漫画家・奥浩哉による同名コミックを実写映画化した作品。

監督:佐藤信介 脚本:橋本裕志 出演:木梨憲武、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、福崎那由他、濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介 ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。