Jan 19, 2018 news

綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』の強い主婦から一変!気品ある王女役で共演者を魅了

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第181回

女優の綾瀬はるかが、1月18日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、映画『今夜、ロマンス劇場で』のジャパンプレミアに出席した。

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当日は比較的暖かな気温となったが、まだまだ冬の厳しさが身にしみるこの季節。レッドカーペットに姿を現した綾瀬も風邪気味だったのか、多少鼻声で挨拶していた。

本作で綾瀬は、スクリーンの中の王女【美雪】を演じているが、最近では、NHK大河ファンタジードラマ『精霊の守り人』で凄腕の短槍使いを、日本テレビ系ドラマ『奥様は、取り扱い注意』では元特殊工作員の主婦という強い役柄を演じているだけに、今回の役作りに関しても「強い役が続いていたので、強くなりすぎないように気を付けました」と口にしていた。

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劇中での綾瀬はことさらに美しく、オシャレなファッションもさることながら、特にモノクロのシーンにおいては、ハリウッドの名女優オードリー・ヘプバーンを彷彿とさせるような気品を漂わせていた。綾瀬本人はというと「私が王女に見えるように、メイキャップやヘアスタイル、衣装などで皆さんが作ってくれました。すごく綺麗に映してくれています」と謙遜していたが、【牧野健司】役の坂口健太郎は「綾瀬さんは美しかったです。クランクインの瞬間から美雪姫として存在していたので、僕も健司としてやりやすかったです」と、綾瀬の美しさに魅了されると、【山中伸太郎】役の中尾明慶も「美しかったです(笑)」と、照れながら坂口に同調。メガホンを執った武内英樹監督も「綾瀬はるかさん史上最高に美しく撮りたいと思っていました」と、打ち明けていた。

そして、そんな綾瀬に対し人一倍尊敬の念を抱いていたのが、【吉川天音】役の石橋杏奈。「今回の綾瀬さんはオードリー・ヘプバーンさんみたいなんですよ!」と興奮気味に語る石橋は、実は綾瀬とは同じホリプロの所属。「今の事務所にはオーディションで入ったんですが、当時は綾瀬さんが載ってるポスターを見て応募したんですよね。だから今、この場に一緒に立てていることに感動しています」と、さらなる興奮をもって語る石橋だった。

ジャパンプレミアにはその他、出演の本田翼が出席した。

映画『今夜、ロマンス劇場で』(ワーナー配給)

映画『今夜、ロマンス劇場で』(ワーナー配給)は、モノクロ映画の中のヒロインと、映画監督を目指す現実世界の青年が織りなす、切ない恋の行方を描いたファンタジック・ラブストーリー。

監督:武内英樹 脚本:宇山佳佑 出演:綾瀬はるか、坂口健太郎、本田翼、北村一輝、中尾明慶、石橋杏奈、柄本明、加藤剛 ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。