Oct 22, 2017 news

吉岡里帆、ネコ好きとしての夢が叶い「耳がピョーン」

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第150回

女優の吉岡里帆が、10月21日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われた、『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』の初日舞台挨拶に登壇した。

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ステージに上がる際にハイヒールが脱げてしまい、「一人でシンデレラごっこしちゃいました(笑)」と照れ笑いを浮かべていた吉岡は、本作ではナレーションを担当しているのだが、ネコが大好きということはもちろん、『岩合光昭の世界ネコ歩き』という番組自体も大好きであることを明かし、今回のオファーをもらった時のことについて「嬉しくて、耳がピョーンって出てくる感じでした!」と、興奮気味に語ると、「岩合さんの撮るネコ様たちは、みんな生き生きとしていて躍動感たっぷりなので、私もどこまでネコ様に近づけるかなとやり甲斐がありました」と、ナレーションのアフレコ収録についても振り返っていた。

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そんな吉岡について、動物写真家として著名な岩合光昭氏は「吉岡さんの声が映像に入るだけで、私がネコだったら目の前でゴロニャンとしたくなるようなというか、すごく惹きつける声でした」と、ネコ目線でその声を絶賛していた。

また、吉岡は「ウチのネコ様は自由奔放で野性味溢れてますね。多い時は15匹くらい飼っていて、今は5匹しかいないんですけど、みんなよく外に遊びに行くんですが、たまに喧嘩して血だらけで帰ってくるんですよね。でもネコ様たちは全然気に留めてないというか堂々としていて、その姿を見た時は「何て強く生きてるんだろう」って、私もそんなふうにありたいと思いました」と、本物の我が子を見守るような母目線で語っていた。

さらに、自分とネコとの共通点について、吉岡は「すぐに寝ちゃうとこですかね。どこでも寝られるんですよ。眠りに弱いところ。あとは、たくましく生きていきたいと思ってるところかな」と自己分析していた。

最後に、岩合氏は「体の美しさを含めて、ネコの動きに惹かれるんですよね。動くことが生きるということに繋がっているというか。生きることは素晴らしいということを、ネコを通して伝えたいと思っています」と、ネコの魅力を語るとともに温かいメッセージを届けていた。

『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』(ユナイテッド・シネマ配給)

『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』(ユナイテッド・シネマ配給)は、動物写真家の岩合光昭が、ネコの目線で世界の街角に佇むネコを撮影し話しかける様子を紹介する、NHK BSプレミアムの人気番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』の劇場版。

出演:岩合光昭 ナレーション:岩合光昭、吉岡里帆

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。