コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第122回
人気アイドルグループ・乃木坂46のメンバーが、8月8日に新宿歌舞伎町ゴジラ・ロードで行われた、映画『ワンダーウーマン』のジャパンプレミアに出席した。
乃木坂46は、本作のアンバサダーを務めており、この日は生憎の雨模様となったが、強くて美しいワンダーウーマンをイメージしたコラボ衣装を見に纏い、レッドカーペットならぬブルーカーペットを練り歩いた。
本作について、メンバーの齋藤飛鳥は「アクションの迫力がとても見応えがあって、どのシーンも美しく、そして、主演のガル・ガドットさんの美しさには同性が見ても惚れ惚れすると思います。また、たまに出るダイアナ(ワンダーウーマン)のおとぼけにクスッとしたり、本当に色々な要素が詰まっているので、女性が観ても男性が観ても楽しめると思います」と、万遍なくその面白さを伝えていた。
ワンダーウーマンが美しく戦う様にちなんで、“美しくぶっ飛ばしたいもの”について聞かれた、堀未央奈は「食べることが大好きで、朝、目覚めた瞬間から食欲に襲われているので、この夏はその食欲をぶっ飛ばして、セクシーな体型になりたいです」と、切実な想いを口にすると、同じく、白石麻衣は「今降ってる雨をぶっ飛ばしたいです!!」と、イベントを邪魔する雨に対し笑顔で憤慨していた。
また、パティ・ジェンキンス監督が「ONの時もOFFの時も、いつもワンダーウーマンで、毎日強く美しく優しい、そして、忍耐強い素晴らしい方です」と、ガル・ガドットを褒め称えると、2人にハリウッドで直接インタビューしてきたという秋元真夏は「ガル・ガドットさんは美容法にも答えてくださって、水を飲むことが大事と教えてくれました。高山がそれを実践してるんです」と明かし、高山一実は「今日もたくさん水を飲んできました。今まで水が苦手だったんですが、これからは月1回くらいは飲もうと思ってます(笑)。ガル・ガドットさんのように美しくなりたいです!」と、声高らかに訴えていたのだった。
さらに、ジェンキンス監督が乃木坂メンバーの衣装を「カッコイイ」と賞賛すると、それを聞いた西野七瀬は、喜びの表情を浮かべながら「イメージソング(「女は一人じゃ眠れない」)の振り付けの中にも、ワンダーポーズをたくさん使っているので見てほしいです」とオススメ。
その言葉を受け取ったチャールズ・ローブンプロデューサーの提案で、乃木坂メンバーがワンダーポーズ(振り)を生披露することに。キレのあるダンスを間近で見られて満足気な様子のプロデューサーなのであった。
なお、ステージでは、ジェンキンス監督からのスペシャルプレゼントとして、ダイヤモンドティアラが白石に贈られた。
この日出席した乃木坂46のメンバーは、白石麻衣、西野七瀬、齋藤飛鳥、堀未央奈、与田祐希、大園桃子、生田絵梨花、秋元真夏、松村沙友理、高山一実、衛藤美彩、星野みなみ、桜井玲香、新内眞衣、若月佑美、伊藤万理華、井上小百合の17名。
ブルーカーペットには、ゲストとしてその他、吹替版声優の甲斐田裕子、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子、フィットネストレーナーのAYA、女子プロボクサーの高野人母子、モデルの福田萌子、アスリートモデルの東あずさ、お笑い芸人のバッファロー吾郎・竹若元博、なだぎ武、2丁拳銃、ミスグランドジャパンの女性陣らが登場した。
映画『ワンダーウーマン』(ワーナー配給)
映画『ワンダーウーマン』(ワーナー配給)は、2016年公開の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でスクリーンに登場した、DCコミックスが生んだ女性ヒーロー、ダイアナ/ワンダーウーマンを主人公に描いたアクション大作。
監督:パティ・ジェンキンス 脚本:アラン・ハインバーグ 出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デヴィッド・シューリス、コニー・ニールセン、エレナ・アナヤ、ユエン・ブレムナー ほか