Sep 01, 2016

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長澤まさみの男っぽさに、後輩・上白石萌音が羨望の眼差し
~映画『君の名は。』舞台挨拶~

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第一回

『君の名は。』(東宝配給)の公開記念舞台挨拶が8月28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

舞台挨拶には、新海誠監督、声優キャストの神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみが登壇。

 


 

【立花瀧】役を務めた神木隆之介は、「昨日の夜で3回目の鑑賞となりました。1回目の時は男女の入れ替わりのところが不安だったんですが、3回目にもなると、良い意味でそことは切り離せて観られたので、すごい感動しました」と、作品の出来に満足気な表情を浮かべていた。

 

心に残る名作の1本になってほしいと願う神木隆之介

心に残る名作の1本になってほしいと願う神木隆之介

同じく、昨日の朝イチの回で鑑賞したという、【宮水三葉】役の上白石萌音は、「初号で初めて観た時は、不安で怖くて怖くて、色々な意味でハラハラしながら観ていたんですが、監督が『大丈夫、大丈夫』と言ってくださったので、昨日は安心して観ることができました」と、泣いてしまったことも告白していた。

 

長澤まさみの男っぽさに羨望の眼差しを向ける上白石萌音

長澤まさみの男っぽさに羨望の眼差しを向ける上白石萌音

一方、この2~3日は仕事で観に行けていないという、“奥寺先輩”こと、【奥寺ミキ】役の長澤まさみは、「母が昨日の夜に観て感動したと言ってました。音楽にも感動したそうです。RADWIMPSさんの曲って若い人向けの印象があったんですが、市原さん(市原悦子)も『どの年代の人でも感じちゃう何かがある』と、おっしゃってましたね」と、作品の素晴らしさだけではなく、音楽の素晴らしさについても語っていた。

 

より女っぽさを意識しながら演じた長澤まさみ

より女っぽさを意識しながら演じた長澤まさみ

また、役作りについて、神木は「中身は100%三葉で、声帯は瀧として演じなければならなかったので、お客さんが自然に入れ替わっていると思えるような声を出すのが難しかったです」と、その苦労を語るも、客席からの拍手に安堵していた。

その神木が行っていたアフレコの様子をしょっちゅう見学していたという上白石は、「(神木さんは)体は映っていないのに、内股になったりしていて、その姿勢が完全に女子でした。私もそれを見習って、(入れ替わって)瀧を演じる時には、仁王立ちになったり、ポケットに手を入れたりしながら、見た目から男子に見えるようにやってました」と、神木の徹底した役作りに触発されたようだった。

長澤は「最初は、もっとキャピキャピしたギャルのイメージで、明るくて突き抜けた感じだったんですが、その後の映像を観たら、だいぶ大人の奥寺先輩になってたんです。監督が私のイメージに合わせてキャラを作ってくれたみたいで、私もそれに合うように、ねっとりというか、もっと女っぽさがある方がいいかなと意識しながら演じていました」と、明かしていた。

どうやら長澤は男っぽいところがあるようで、神木が「前に番組で、『男に入れ替わったら何がしたい?』って聞かれて、「ふんどし」って答えてましたよね?(笑)」と、問い掛けると、「あれは冗談です(笑)。基本的に私ふざけてるんで(笑)」と、照れ笑いを浮かべていたが、上白石からは「長澤さんに会うといつも、『おう、おはよ!』って言われるんです(笑)。カッコイイなぁと思います」と、憧れの眼差しを向けられていた長澤だった。

 

基本的に私ふざけてるんでと爆笑する長澤まさみ

基本的に私ふざけてるんでと爆笑する長澤まさみ

さらに、壇上では、世界配給が決定したことについても言及し、「レッドカーペットを歩きたい!」と熱望する神木らに対して、経験者の長澤“先輩”は「堂々と歩けばいいんじゃない?」と、腰に手をやり、胸を張って、“後輩”にアドバイスを送っていたのだった。

新海誠監督は「昨日、都内と神奈川を廻ってきました。10年間僕の作品を追い続けてくれている知った顔が最前列にあったんですが、今日は新鮮な顔が並んでいるので、新しいお客さんも来てくれているんだと実感しています。達成感については、まだよく分かりませんが、完成したんだなという思いはありますね」と、感慨深く語っていた。

 

達成感についてはまだ実感がないと語る新海誠監督

達成感についてはまだ実感がないと語る新海誠監督

最後に、神木は「たくさんの方に観て頂けて、嬉しい気持ちでいっぱいです。皆さんの心に残る名作の1本になってくれたらいいなと、心から思っています」と、観客に対して感謝の言葉を述べていたのであった。

なお、本作は8月26日(金)より、全国301スクリーンで公開され、翌27日(土)までの2日間で、動員59万人、興収7.7億円を記録し、60億円も狙える大ヒットスタートを切った。

また、全世界85の国と地域での配給が決定したほか、原作本「君の名は。」(新海誠著/角川文庫)が、重版に次ぐ重版で50万部を突破した。

 


 

原作本「君の名は。」(新海誠著/角川文庫)

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さらに、音楽を担当したRADWIMPSのニューアルバム「君の名は。」もオリコンチャートで1位、iTunesアルバムチャートで1位を記録するなど、もはや社会現象と化している。

 

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映画『君の名は。』

『君の名は。』(東宝配給)は、男女の心の機微を美しい風景とともに描き出し、国内外から高い評価を得る新海誠監督が、前作『言の葉の庭』から3年ぶりに手掛けたオリジナル長編アニメ。

監督:新海誠 声の出演:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、悠木碧、島崎信長、石川界人、谷花音 ほか

8月26日(金)より、全国東宝系で公開中。

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佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。

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