「ドラゴンボール」をはじめ、「Dr.スランプ」、大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなど、数々の人気作品・キャラクターを手掛けてきた漫画家・鳥山明。そんな、鳥山明作品の中でも“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画「SAND LAND」の映画化が決定し、この度、キャラクタービジュアルと鳥山明からのコメントが公開された。
「SAND LAND」は、「ドラゴンボール」連載終了後の 2000 年に、「週刊少年ジャンプ」で短期集中連載された作品。魔物と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組んで砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す危険な旅に出る、というストーリー。
昨年12月の「ジャンプフェスタ 2022」で映像化プロジェクトが発表となり、合わせて公開された 55 秒の映像が「原作をそのまま動かしているような再現度」と注目を集めた本作。アニメーション制作を手掛けるのは、「機動戦士ガンダム」「ラブライブ！」シリーズをはじめ、多くの大ヒットアニメを手掛けたサンライズ。加えて、今もっとも注目を集めるアニメーションスタジオ・神風動画と、ハイクオリティな３DCG アニメーションを得意とする ANIMAも参加する。
この度公開されたキャラクタービジュアルは、主人公である全身ピンクの悪魔の王子・ベルゼブブ、凛々しい目で旅の行く末を見つめるラオ、コミカルな表情が愛らしいシーフの3種。“鳥山タッチ”で描かれたビジュアルから、本作の完成度にも期待が高まる。
鳥山明は映画化に際して「読者のことももっと考えなきゃいけないのに、好みを優先してしまった気がします。プロ失格かもしれません。これを楽しいって言ってくれる人って、まさに僕にとっては、わかってる神ファン！って感じじゃないでしょうか。まさか映像化されるなんて思ってもみなかった上に、このクオリティですから、この時点で夢のようです」とコメントを寄せた。
映画『SAND LAND（サンドランド）』は8月18日(金)より全国東宝系にて公開。
魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る。
アニメーション制作：サンライズ・神風動画・ANIMA
©バード・スタジオ／集英社 ©SAND LAND 製作委員会
配給：東宝
2023年8月18日(金)全国東宝系にて公開
公式サイト： sandland.jp/
